【二度目の金沢】金沢市民が脳から血が出るくらい考えた二度目の金沢の楽しみ方!二度目は一人で来い 〜これでも中級編〜
金沢市民の気持ちを代弁するようなことではないのですが、観光にいらっしゃった方は本当に楽しめているのだろうか。金沢の奥深さを楽しんでいただけているのだろうか。そういった心配をしているように思っています。
金沢というところは兼六園や金沢21世紀美術館や近江町市場など気軽にフラフラ見に行けば楽しいだろう、と、気軽に金沢にいらっしゃった方も多いのではないでしょうか。
しかし、この金沢というところの観光地はアトラクションでもなくそんなに面白く思わないように思います。兼六園なんて庭ですし、金沢城も天守閣はありませんし。ひがし茶屋や近江町市場の雰囲気はアトラクション的な要素もあり何も知らなくとも感動した方も多いのではないでしょうか。
そこで編集部は脳から血が出るくらいに考えた二度目の金沢の楽しみ方をご紹介します。
まず二度目の金沢は一人で来ること
金沢という場所は自然に溢れ文化に溢れ、そしてなにより「日本の哲学故郷」であることを肝に銘じることです。 日本の哲学と言うのは鈴木大拙、西田幾多郎、九鬼周造、和辻哲郎など「無」というものをどのように考えるかというところに始まります。この鈴木大拙、西田幾多郎はここ北陸の出身であり金沢の四高で出会い日本の哲学をいていく。
特に西田幾多郎の 絶対矛盾的自己同一 という哲学は今なお多くの人に支持される考え方の一つではないだろうか。(絶対矛盾的自己同一の説明はここでは行いません。長いので。)
そして、現代の知の巨人と言われる 松岡正剛 が金沢の21世紀美術館を訪れた時にこのように話していた事が印象的でした
「この21世紀美術館がどうしてこの文化的な施設が立ち並ぶ中に存在する意味こそ金沢である。この絶対矛盾的自己同一という思想をとなえた西田幾多郎、鈴木大拙がここ金沢で育った意味を考えるのが金沢だ。」という話をしていた。
まさに、金沢の奥深さがそこにはあるのではないかと編集部は思っています。※ 北陸朝日放送「美都金沢」の中にて
西田幾多郎の「善の研究」に鈴木大拙が西田幾多郎について触れているのであるが、それは主観的であり客観的である「究極」というものの捉え方から西田幾多郎の哲学に繋がるという印象的な解説があるので是非調べてみてほしい。
もちろん西洋の哲学からその究極というものに触れることになるのであるが、金沢というところもまたその彼の思想を高める大きな材料になったことは否定出来ないのである。
この哲学はこの金沢が故郷であると言い過ぎではない。金沢の奥深さはまさにそこにあるのであると思います。金沢をフラフラ遊びに来た観光客に対して、深い哲学を感じろ!という押し付けがましいのがこの金沢なのです。まったく暑苦しい。
無とは何か、生と死は何か、現代と伝統とは何か。自分自身と向き合うことこそ二度目の金沢の楽しみ方です。だからこそ、二度目の金沢には一人で来てほしいのです。
金沢でじっくりと自己に向き合い考える。そして自分を深める。これこそ二度目の金沢なのです。そのために、純喫茶のような考えられる場所の時間を作ったり、銭湯に入る時間を作ったりしてあります。 また、一回目では混雑していて入れなかったとか、中途半端なものを食べたという方グルメも本気で堪能していってほしいと思っています。 そのために宿安め料理高めで予算を考えています。 そんなに高くご飯代かけないでいいよという時はもちろん安くなります。
二度目の金沢のポイントは3つ
一泊1万5千円という宿の予約の仕方ではなく、5000円程度のゲストハウスを選んで、食事に重点を置く。これこそ金沢を楽しむ方法だと思います。一人旅ならではのゲストハウスでの楽しみ方も多々あります。なんといっても金沢の度は自分自身を見つめることです。他者と触れ合って自分を見つめる。ゲストハウスはまさにうってつけです。 本マガジンでも金沢のゲストハウスを紹介していますが、今回はHATCHiを選びました。
【保存版2016年】金沢のゲストハウス2016年まとめ!金沢市民が実際に足を運んでゲストハウスを見てきました!
北陸新幹線の開業で金沢のホテルはとても混雑したようです。これからはゲストハウスという選択もあってもいいのではないでしょうか?編集部が実際に足を運んで見てきました。思った以上に金沢には数多くのゲストハウスがありました。ホテルのようなゲストハウスや一棟貸しのゲストハウスまで多種多様。金沢に来るときの参考にしていただけると幸いです。( 2016年5月11日公開 / 8年 )
予算の内訳
予算の内訳をなんとなく考えてみました。安くなったホテル代の代わりに料亭やすしにウエイトを置く。これこそ二度目の金沢の醍醐味です。
では、どう楽しむか。をご紹介します。
二度目の金沢のメニュー
一日目
10:00 金沢駅からバスに乗ってゲストハウスへ 10:30 荷物を宿に預ける ( 橋場町 HATCHi ) 11:00 金沢市内街歩き ( 尾張町、近江町市場、香林坊、 片町 ) 13:30 お昼ごはん 宇宙軒で豚バラ定食(少なめで) または ピノで軽食 14:30 鈴木大拙館と松風閣庭園(徒歩で向かいます) 15:30 ローレンス 香林坊 19:00 銭屋、つば甚、金城楼などの料亭・料亭 [ すしの詳細 ] 21:00 一葉(主計町) 4,000円ほど, 夜遅い時はBAR長屋 23:00 HATCHiで一日終了
二日目
8:00 起床 9:00 HATCHiの一階HUM&Go# COFFEE STANDで朝食(事前に確認を) 10:00 チェックアウト(荷物はカウンターに預けましょう) 11:00 ひがし茶屋を散歩 12:00 宝泉寺から金沢を眺める 13:00 禁煙室カフェの時間 16:00 銭湯 くわな湯 橋場町 18:00 soloで夕食 19:30 金沢駅から帰宅
二度目の金沢を楽しむときにお供にしてほしい本をご紹介
一人で金沢に来るのであれば本を片手にさらに自分自身を見つめてほしいのです。哲学の故郷と言っても過言ではないこの金沢で哲学を中心に何冊かご紹介しておきます。
二度目の金沢の旅へご案内します
ではこれからその二度目の金沢の旅を詳しく写真を交えてご紹介します!結構長いのでついてきてくださいね。あと、旅とともに自分を深めるための本を何冊かご紹介していますので是非旅のお供に読んでみてください。
金沢1日目の予定
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10:00〜
金沢駅からバスに乗ってゲストハウスへ
金沢駅からバス亭で「ひがし茶屋」方面へ向かいます。下車するのは「ひがし茶屋」「東山」「橋場町(はしばちょう)」のいずれかです。ゲストハウス HATCHi を目指します。 -
10:30〜
荷物を宿に預ける ( 橋場町 HATCHi )
バスを降りればゲストハウス HATCHi にすぐだと思います。あ!そうでした、ゲストハウス HATCHi に事前に予約が必要ですので注意ですよ! 【HATCHiの予約はこちらから】 ちなみに3200円から宿泊が可能です。 また、金沢市内には沢山のゲストハウスがあります。この金沢市内のゲストハウスは本マガジンでもまとめていますので是非参考にしてみてください。 【金沢市内のゲストハウス特集】 -
11:00〜
金沢市内街歩き ( 尾張町、近江町市場、香林坊、 片町 )
それでは HATCHi に荷物を預けてからすぐに金沢の街歩きに出ましょう。ちょっと体力が入りますが頑張りましょう。まずは 尾張町(おわりちょう)、近江町市場(おうみちょういちば)、香林坊(こうりんぼう)、片町(かたまち) の順番に歩きます。何を見ればいいの? そうです、町中をふらふらしていろいろなものを発見する。これこそが街歩きの醍醐味です。歴史などはさほど重要ではないと思います。 街歩きの際に少し意識してほしのは金沢市内はお堀に囲まれた街であったということです。その痕跡を少しずつ探すという街歩きの方法なのです。【金沢の歴史探訪の入り口「内惣構マップ現代版」】 なお、かつてのお堀と金沢の街の地図をマッピングしてたものを本マガジンでも制作していますのでこちらをぜひご利用ください。【金沢の惣構地図 GOOGLE MAP】1. 尾張町(おわりちょう) 界隈
古い建物が数多くあります。こちらの数多くの建物の歴史なども本マガジンではまとめているところです。2. 近江町市場(おうみちょう) 界隈
言わずと知れた金沢の台所。本当に数多くの観光客が訪れていまして、海鮮丼屋には行列となりますが、地元人は足を運びません。。 本マガジンではこの近江町市場の歴史をまとめていますので参考にしてください。 【近江町の歴史について】3. 香林坊(こうりんぼう) 界隈
金沢市の中心部であるこの香林坊。最近は東急スクエアが完成し、金沢も都会化したなぁと感じるこの香林坊です。 香林坊の歴史についても本マガジンは多少まとめていますので是非ご覧ください。 【香林坊の歴史など】4. 片町(かたまち) 界隈
さて、街歩きの第一の目的地である片町です。金沢の一番の繁華街、どちらかと完全に夜の街です。昼は若干ファッションの街の感じはしていましたが、最近は駅前との戦いになっています。 片町の歴史については川南町の頃なども含めしっかりとまとめたいとは思っているのですが。まだまとめておりません。ただ、金澤古蹟史の特集のところに片町周辺、柿木畠、竪町について触れていますので是非参考にしてみてください。【 片町周辺の歴史に多少触れている記事 】 -
13:30〜
片町でお昼ごはん 宇宙軒で豚バラ定食(少なめで) または ピノで軽食
金沢のB旧グルメをお昼にいただくというのもまた良い。金沢の問題点の一つはお昼ごはんを食べるところが少ないということです。お刺身などは夜食べるもの。基本お昼はたいして食べるものがない。それが金沢です。皆さん夜に備えているのかな。その数少ないお昼の金沢グルメの一つがこの豚バラ定食です。豚バラ定食Wというのもありますが、夜ご飯を満喫したいのであれば是非お昼は少なめに!この豚バラ定食は無理。。という時には
また、この豚バラ定食以外にも軽食でいいやという時は「ピノ」もおすすめです。 -
14:30〜
鈴木大拙館と松風閣庭園(徒歩で向かいます)
鈴木大拙館
金沢の一人旅で鈴木大拙館を外すなんて完全に潜りでしょう。鈴木大拙館の何がいいって? まさに禅の世界を体感できる場所の一つです。何も考えず、自分自身と向き合う事ができる数少ない場所の一つだと思います。1時間でも2時間でもずっと居られるという方もいます。とにかく自分と向き合いたくなったらこの鈴木大拙館です。松風閣庭園(鈴木大拙館に隣接しています)
また、隣接している松風閣庭園もとにかくおすすめです。この松風閣は現在老朽化のためになかに入ることは出来ません。そもそも兼六園の完成はいつかという大きな問題もありますが、一説によりますと兼六園の原型なここにはあるという方もいらっしゃいます。 -
16:00〜(2時間ほど)
金沢の時間をカフェ過ごす
ローレンス(片町)
先ほどの鈴木大拙館から歩いていけるのが何よりも素晴らしい!金沢のディープなカフェの一つがこのローレンスです。いろいろと深いお店です。直木賞を受賞した五木寛之先生がその報告を受けたのもこのローレンスの黒電話だったというお話があります。純喫茶であったりドライフラワーなどでお店は装飾されています。なにぶん重く深いお店です。一人で行くには良いかもしれません。無休でしたが、店主いわくお休みをちょくちょく入れていこうと思っていると言っていましたので確認したほうが無難かもしれません。 食べログのページ カフェでこんな一冊もどうぞ。日本の哲学体系を読み解くには最高の一冊。日本の「哲学」を読み解く―「無」の時代を生きぬくために (ちくま新書)posted with amazlet at 16.05.30田中 久文 筑摩書房 売り上げランキング: 279,135 -
19:00〜
金沢の料亭・割烹・すし屋
さて、金沢の夜は何を食べますか?一人で金沢に来て宿を安く泊まったのだからできれば豪華な食事をしてほしいと思っています。金澤の醍醐味は食にあると思っています。すしや割烹、一人で入りにくいというところもあるかとは思いますが、是非とも足を運んでみてください。すし屋は一人でも入りやすいと思います。 宿代が多少浮いた!ということで予算はやはり 10,000円〜15,000円 とちょっと豪華に行ってみましょう。これこそ金沢の醍醐味です。 金沢のおすすめしたい料亭は沢山あるのですが、お一人様ではなかなか入れないというところもあります。実際に確認した所 この3軒は間違いなく!お一人様でのお食事は可能です! つる幸、浅田屋は予約の日によってお一人様でのお食事は難しいとのことでした。しかし、一度確認したほうが良いかと思います。 本マガジンでは廻らないおすし屋さんについてもご紹介していますので是非参考にしてみてください。その他、金沢のグルメで有名な「あすかりん」の記事も是非参考にしてみてください。 あすかりん(食べログ)のページヘ金沢の廻らないすし屋を厳選しました!12,000円握って行け!金沢に来たなら食べていって欲しい憧れの金沢の寿司屋 2016年
せっかく金沢に来たのだから最高級のすしを食べていって欲しい。でもお高いんでしょ?予算が分かってターゲットのお店が分かればあとは行くだけ!近場でみつけたからって回転すしだけじゃもったいない。廻らないすし屋体験をぜひ金沢でして欲しいのです。本編集部が全力で調査しました。金沢観光の参考にしてみては?( 2016年2月23日公開 / 9年 )
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21:00〜
一葉(ひとは)でお酒飲み直し
金沢に来て夜深くまでお酒を飲まないなんてもったいなさすぎです。宿(HATCHi)に近い一葉(ひとは)でお酒だけを飲み直すのは最高ではないかと思います。古民家を利用した情緒あるお店です。そして何よりも、それほどまでお金もかかりません。4000円もあればかなりしっかりとお酒が飲めると思います。この場所でこの情緒で飲めるなんて幸せそのものです。是非、深い夜まで一葉でお酒を楽しんでみてはいかがでしょうか。 食べログのページ -
23:00
HATCHiで一日終了
金沢2日目の予定
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8:00〜
起床
グダグダ寝ていたいのが一人旅というものかもしれませんが8時には起きましょう。 -
9:00〜
HATCHiの一階HUM&Go# COFFEE STANDで
HATCHiでは事前にお願いしておけば朝食も準備していただけます。一度宿に確認して起きましょう。[ HATCHiの朝食について ] -
10:00〜
チェックアウト(荷物はカウンターに預けましょう)
カバンはHATCHiに預かってもらいましょう。このHATCHi周辺をふらふらします。ご帰宅前にはまた荷物を取りに来ます。 -
10:15〜
ひがし茶屋を散歩
HATCHiから歩いてすぐ。10分もあれば到着するのがこのひがし茶屋です。金沢の顔の一つとなってすごい観光客が押し寄せている近年です。新しいお店も多々オープンしてさらにごった返しているのがこのひがし茶屋です。たぶん、一度目の金沢で訪れたかな?と思います。一人でふらふらするのもまたよいのではないでしょうか? -
11:30〜
宝泉寺から金沢を眺める
ひがし茶屋から歩いてすぐのところにあるのがこの宝泉寺です。ひがし茶屋のメインロードに立つと多少高台が見えると思います。その高台がこの宝泉寺です。ひがし茶屋を上から見下ろすことが出来ます。もちろん、金沢の風景もこの宝泉寺から見下ろすことが出来ます。 観光地で賑わう「ひがし茶屋街」から宝泉寺まで歩いてすぐに向かえます。多少の上り坂もありますが、大荷物を持っていなければそんなに大変ではありません。 ひがし茶屋をフラフラしているとこの宝泉寺の文字を見つけることができるかと思います。 宝泉寺の歴史もちょっとチェックしてみましょう。 少し歩くと宝泉寺が上の方に見えてきます。ほら、意外と遠くはないでしょ。 いつも人も少ないので一人でゆっくりすることも出来ます。金沢の時間、自分をじっくり見つめてみてください。 -
13:00〜(2時間ほど)
金沢の時間をカフェで過ごす(禁煙室)
宝泉寺から、ひがし茶屋から歩いてすぐのところ、HATCHiのほぼ正面にあるのがこの「禁煙室」 金沢では有名で、一応喫煙のできるカフェ = 禁煙室という矛盾を含んだお店となっております。インパクト抜群。お昼もこちらでいただくことが出来ますのでお腹が空いていたらこちらで頂いてもいいかと思います。おでん定食などもあります。一人の時間を過ごすには最高の場所ではないかと思います。 食べログのページ こちらでこんな一冊もどうでしょうか。美を哲学する素晴らしい一冊です。日本美を哲学する あはれ・幽玄・さび・いきposted with amazlet at 16.05.30田中久文 青土社 売り上げランキング: 366,630 -
16:00〜(1時間ほど)
金沢の銭湯(くわな湯)を味わう
そして金沢の旅の締めくくりは「銭湯」です。金沢では有名な「くわな湯」に浸かって最後は自分自身を見つめるのです。意外と初めての場所に訪れた時にその地を知るには銭湯がいいという人もいるくらい、銭湯というのはその街を知るためのツールの一つとなっているように思います。金沢の中心部にはアパホテルなどのホテル以外に日帰りできる温泉という温泉がなく、銭湯が数多くあります。ぜひ金沢の銭湯で疲れと自分自身に向きあう時間を作っていってほしいと思います。 -
18:00〜
-
19:30〜
金沢駅から新幹線でご帰宅
長かった?金沢の旅は金沢駅から新幹線などでご帰宅に。と! 金沢の旅はここで終了です! 電車の中で最後に一冊。金沢の思い出を片手にこの一冊を。
さいごに
いかがだったでしょうか? これほどまで濃厚な金沢の度はなかなか過ごすことは出来ないのではないかと思います。正直、書いた本人ですら羨ましいと思います。 さて、ちょっとその日程を振り返っておきましょう。
一日目
10:00 金沢駅からバスに乗ってゲストハウスへ 10:30 荷物を宿に預ける ( 橋場町 HATCHi ) 11:00 金沢市内街歩き ( 尾張町、近江町市場、香林坊、 片町 ) 13:30 お昼ごはん 宇宙軒で豚バラ定食(少なめで) または ピノで軽食 14:30 鈴木大拙館と松風閣庭園(徒歩で向かいます) 15:30 ローレンス 香林坊 19:00 銭屋、つば甚、金城楼などの料亭・料亭 [ すしの詳細 ] 21:00 一葉(主計町) 4,000円ほど, 夜遅い時はBAR長屋 23:00 HATCHiで一日終了
二日目
8:00 起床 9:00 HATCHiの一階HUM&Go# COFFEE STANDで朝食(事前に確認を) 10:00 チェックアウト(荷物はカウンターに預けましょう) 11:00 ひがし茶屋を散歩 12:00 宝泉寺から金沢を眺める 13:00 禁煙室カフェの時間 16:00 銭湯 くわな湯 橋場町 18:00 soloで夕食 19:30 金沢駅から帰宅
旅のお供として紹介した本
二度目の金沢と共に読むべき本を何冊かご紹介しましたがこちらにまとめておきます。
冒頭でも詳しく書きましたが
その意味が少しわかっていただけただろうか。2人以上で旅行をすると気持ちが2人の間で収まってしまう。しかし、一人旅になる他者と関わろうとしたり、もっともっと自分自身の中に気持ちが向く。それは旅行ではなく「旅」ではないかと思います。
この金沢というところは哲学が根付いた町の一つだと思っています。その哲学が生まれた理由とその息遣いがこの町で感じられたら本マガジンとしては本望です。そして、その哲学の息遣いがより感じることができるであろう本を何冊か紹介させていただきました。もっと深い深い自分の気持ちの中に入れるように。金沢という場所はそういう場所であってほしい。そう思ってこの二度目の金沢の旅を考えました。
自分を深めたい時に来る場所。それが金沢となりますように。