教えたくない最強の金沢グルメ「とっくりや」奇跡の刺身盛合わせ!食べずに死ねない!こんなすごいお刺身食べられる所他にあるの?
北陸新幹線で東京駅にプラットフォームから金沢まで何と2時間30分。京都とだいたい同じくらいの時間になるのではないかと思います。京都と金沢は比較できないくらいの京都は別格の観光地なので比較することは出来ませんが(震)
金沢観光の目的の一つは絶対外せませんよね「金沢グルメ」。美味しい魚を食べたい。新鮮な日本海の魚が食べたい。
そうですよね。美味しいお店へいくためには情報収集が必要です。食べログやホットペッパー、そして、るるぶなどの観光雑誌。様々な場所が紹介されていますが、基本的に広告と深い関わりがあり、なかなか本当に美味い店にたどり着けないものです。このブログは惜しげも無く美味しい店を紹介します。広告に頼ってないからだよ。
ただ、ここで一点だけ注意をしておきたい。ブログでおすすめする店へ行かないで欲しい。こないで!混雑するとブログを書いている私がお店へいけなくなります。ここの所よろしくお願い致します。観光の際には来てほしくないけど「とっくりや」へ是非。ほんとに来ないでください。
では、今回ご紹介いたしますのは金沢グルメではこの刺し身盛り合わせ食べずに死ねるの?「とっくりや」をご紹介します。
「とっくりや」の場所
「とっくりや」は金沢駅から歩いて行けます。金沢駅東口から徒歩8分。Google Mapが8分といったので間違いないでしょう。
地元民感覚でもタクシーで金沢駅から行こうとすると嫌な顔をされるくらいの距離です。「とっくりや」と私のお家との距離も近いこともありましてここは歩いとけ!「とっくりや」で飲み過ぎた時は家までタクシー乗ったけど。
「とっくりや」入店
普通の居酒屋です。この「とっくりや」に面している大通りは地元では金石街道(かないわかいどう)と呼ばれています。かつては宮の腰街道という名前で、金沢の城下町と港をつなぐ大動脈でありました。
それでは「とっくりや」へ。
店内はいたって普通の佇まい。普通の居酒屋さんです。カウンター席は10名座れないくらい。ボックス席では5名x2ボックスで10名位入れるでしょうか。
おかめのお麺があったり、不思議な看板があったり個性的な店内装飾です。私は好きです。
おかめお麺も行き慣れると単なるオブジェクトになります。不思議なものです。
「とっくりや」名物「刺身の盛り合わせ」を注文
それでは「とっくりや」のメニューを。
メニューを見るまもなく「刺し身の盛り合わせ」を注文しましょう。とにかく、これを注文せずに帰るとは考えられません。
ゆっくりとご紹介いたします。
これで2人前です。
じっくり見て気づいたのですがこの透明感といい飾り付けと言い刺し身盛り合わせが宝石箱やと思ったのははじめて。彦摩呂的な比喩を意識したわけでもなくほんとに宝石箱かもしれんと思いました(大げさではない)
何がすごいって?
この刺し身の盛り合わせ。ジェンガになってるんです。わかります?上からマグロの中〜大トロ。サワラ、甘エビ、マグロ、ハマチ(季節によってブリ)、イワシ、まんじゅう貝、タコ、イカ、サザエ。
上から掘って食べるこのインパクト。ジェンガなの? まず他の店では見たことがありません。
(※写真は日付の違う2回に分けて撮影しています。ご了承ください)
他の角度からも
これは2人前です!5人前とかになるととんでもない量の美味い刺身のジェンガやってきます。もう、このワクワクは辞められません。
刺身の盛り合わせの終盤に現れるサザエが本当に最高。
何度も「とっくりや」へ行ってますので刺盛りの画像をとにかく沢山載せておきます。
この肉厚感。たまりません。刺し身を食べに来た!まさにその気持を最大限に満足させてくれます。
どうでしょうか?悶絶しちゃいそうなくらい食べたくなりませんか?
「とっくりや」刺盛りのポイントは最後に現れる「冷奴」にきまってる
この「とっくりや」の刺身の盛り合わせがなぜ最強か。それを証明してくれるのは最後に現れる冷奴です。
未だかつて刺身の盛り合わせに冷奴が付け合せになっていたことがありますか?
沢山の刺し身を食べると口の中がどうしてもねっとりしてしまう。それを、日本酒で一緒に食すというのももちろん王道として良いのですが、それをさらに一歩上を行っていたのが冷奴なのです。
刺し身の後の冷奴のこのリフレッシュ感。クリアー感。奇跡のチョイスとしか思えない組み合わせ。本当に美味しい刺身の食べ方を知っているとしか思えませんでした。
この刺身の盛り合わせが最強だというのはこのためです。是非ともこの冷奴の感動を味わって欲しいのです。
「とっくりや」その他メニューも凄い!!
刺身の盛り合わせについて熱く語ってしまいましたが、その他メニューも一つ一つがとんでも無いインパクトと粋が一つ一つに宿っています。
↑ こちら。カニ足。ではありません。なんと
サラダが出てきません。。サラダ食べたかったのに。。なんかそういうモヤモヤしたケチくさい感情が全てインパクトと粋が吹き飛ばしてくれます。
もう一度言います。こちら ↓ は「カニサラダ」です。
↓ こちらは「マグロ山かけ」です。このマグロのインパクトと粋にやられます。
↓ ゲソの天ぷら。食事の後半にはやはりゲソ天です。
↓ そしてシメのお茶漬け。
おせっかいだけど「とっくりや」のおすすめの注文の仕方
刺し身にビール?いやいや、日本酒で行きましょう。美味しい石川県の地酒については本ブログのこちら を参考に注文しましょう。カウンターの左隅に日本酒ラインナップがありますのでそちらより選ぶとよいでしょう。個人的にはお刺身に合うのは「常きげん」かなと思っています。
1.「刺身の盛り合わせ」をとにかく注文(日本酒ですよ)
2.サラダを注文(カニさらだ、和牛のたたきさらだ)
↑ この2つで相当お腹膨れます。
3.「げそ天」、または「どじょうの唐揚げ」(金沢でもどじょう文化があるんです)
4.シメのお茶漬け
お値段的なこと
もしかしたらお気づきかもしれません。
料金が書かれていません。ビビリだと結構困ると思うかもしれません。私の主観で申し訳ないのですが、粋なお店はこれでいいのです。
私の感覚的な値段ですが、刺し身盛り合わせを食べて、もはやカニ足のカニサラダを食べて、揚げ物を食べて、お酒を飲んで一人5000円〜6000円くらいです。少なめに食べれば3000円台で食べられてしまうという信じられないお店です。
味もお値段のうち。高ければいいものが食べられるだろ? そう思うのであれば、他の評判を聞いて高い安心できるお店へいくのもいいでしょう。弥助さんやつる幸さんなど名店も多くある金沢です。そちらも是非挑戦してもらいたい。
さいごに
いかがだったでしょうか?金沢最強のグルメ「とっくりや」
お刺身の盛り合わせは食べたくなりましたか?
2015年3月には北陸新幹線で東京から2時間半でこのお刺身が食べられるます。でも、食べに来ないでください。混雑すると私が食べられなくなります。それは困りますので来ないでください。
最後に刺身の盛り合わせの画像を再度見せつけて食べたい気持ちを更に加速させて終わりたいと思います。
金沢観光の際には来てほしくないけど「とっくりや」へ是非。ほんとに来ないでください。
「とっくりや」へのアクセス
住所: 〒920-0853 石川県金沢市本町2丁目3−6
電話:076-221-7822