みなさんこんにちは。
金沢へ来る目的は何でしょうか?
ただなんとなく。いやいや、北陸新幹線が開業したから。いやー。なんとなくいい感じがしたから。そろそろ混雑していないかなって思って。海鮮丼食べたいから。
今回本マガジンで取り上げたいのは
撮影のためだけに金沢へ来い!!!
という話です。パチパチパチ。
とはいっても本マガジンが推奨しているのは「キラキラしたインスタグラム」ではありません。玄人向きの 「えっ?なにこれ?まじかよ?」 というみなさんが想像するようなキラキラしたインスタとはかけ離れた金沢のフォトジェニックポイントを紹介できれば本望です。海鮮丼やキラキラした着物ではしゃぐのは全く期待しないでください。
金沢的には納得でも、一般的には、えっ?なにこれ?え?インスタ向きなん? インスタ映えという言葉にそぐわない。なんだかそういう内容を目指しています!! フォトジェニックと言ってみたものの。。なんだかキラキラインスタは恥ずかしいじゃないですか(心の声)。
INSTAGRAMの金沢
そもそも実際のINSTAGRAMで金沢を検索してみると一体なにが出るのか。

検索してみるとやはりキラキラしているし、有名人が出てくる!キラキラしてる!!みなさんがイメージしているINSTAGRAMだとおもいます!
あまりキラキラしていません!
ということでご了承ください m(_ _)mm(_ _)mm(_ _)mm(_ _)m
金沢のインスタポイントマップ
インスタポイント「金沢駅周辺」
金沢駅の郵太郎
まずはお約束。金沢駅でこれを撮影しないインスタグラマーなんてもぐりです。え?Instagramやってるのに郵太郎知らないの?もうそういうアイドル的存在です。必ず撮影してください。
金沢駅の鼓門
ちょっとキラキラしてしまったように思います。。ここは誰もが撮影する場所では無いかと思います。キラキラしないためにも、ピースサインなどを避け、幾何学模様の鼓門を撮影しましょう。
金沢駅のもてなしドーム
あっ。ちょっとキラキラした写真になってしまっているかもしれません! こちらのアングルからの金沢駅の写真がベストでは無いかと思っています。ちょっとこの撮影場所を是非とも探してみてください。
インスタポイント「金沢城周辺」
金沢城の中の石垣
何のためのマークなのか?まだしっかりと解明ができていないこの石垣を眺めながらロマンをみんなで熱く語りましょう。
石川門
石川門を上に向かって眺めると金沢21世紀美術館にあるタレルの部屋のような正方形が現れます。探して撮影しましょう。
冬の金沢城
冬は寒い。雪があるから。。と言うで無かれ! 冬は冬の美しさがあり、何より食べ物がおいしいのです。冬の金沢に是非とも遊びに来て欲しいのです。

インスタポイント「ひがし茶屋」
ひがし茶屋の中央通り
もう金沢に来たえらここを撮影せずに帰る人はいないのでは無いかと思う位の場所になってしまいました。あまりもう説明しても本マガジン的にはなにもおもしろくは無いかなと思います笑
町家の切り取り
ひがし茶屋問わず、金沢には西・主計町にも同じように古い町並みがあります。昔は遊郭として栄えた場所ですが、近年は観光地化して全く別の使われ方だなと笑
志摩
混雑するひがし茶屋で個人的におすすめするのは二カ所。カフェの三味さんと、そしてこちらの志摩さんです。志摩さんはひがしに並ぶ町家の中を博物館・美術館のように建物を展示しています。ひがしの趣を感じるには最適な場所の一つです。
宝泉寺からながめるひがし茶屋
観光客が滅多に足を運ばない場所の一つがこの宝泉寺(ほうせんじ)です。ひがし茶屋からあるいて結構すぐです。ひがし茶屋を、金沢を一望できます。私は結構好きな場所の一つでよく訪れます。観光客が少ないのがまたいいですね。
梅の橋・灯籠流し(期間限定)
ひがし茶屋から歩いて数分のところにあるこの梅の橋。金沢の中心に流れる2つの川の一つ浅野川に架かる橋の一つです。この川に架かる橋の話をすると長くなるのでここまでに控えておきます笑
インスタポイント「主計町」
暗がり坂
主計町で一番情緒のある場所では無いでしょうか。それがこの暗がり坂です。暗がり坂の隣にはあかり坂があります。この対比もまた楽しみの一つですね。ひがし茶屋から歩いて10分もかからないのに観光客はとーっても少ない場所です。地元的におすすめです。
あかり坂
先に取り上げた暗がり坂と対比するかのような坂。この坂は金沢を取り囲むかのように建設された惣構の名残を活用したものです。暗がり坂・あかり坂を対比するように楽しむのが金沢的な楽しみです。
主計町の路地
主計町には細い路地があります。その路地の趣こそ金沢らしさでは無いかと思います。夜もおすすめです。

インスタポイント「兼六園周辺」
兼六園の雪吊り
冬の兼六園で絶対見て欲しいのはこの雪吊りです。ほかの都道府県でも雪吊りはあるそうですが、兼六園の雪吊りは機械などを一切使わず、手作業ですべて設置されるようです。その美しさたるやインスタだけではもったいないくらいです。

兼六園の霞が池
兼六園のなにが美しいか。それは見えない兼六園の歴史を体感しながら今を歩く。と言うことでしょう。そんな難しいことができるのか。ということですが、それは一度本マガジンの兼六園ツアーを体感することで分かるようにも思っていますが笑 本マガジンが兼六園で一番おすすめのポイントは間違いなくこの霞が池を一望できるこの場所からの風景です。

兼六園(真弓坂)と21世紀美術館の間の横断歩道
これはもうビートルズで有名になったアビーロードでは無いですか!笑 是非兼六園や21世紀美術館へ来たときはこの風景を探してみてください。あっ!アビーロードだっ!ってなります!

[post_in_the_content kenrokuen-master]
インスタポイント「その他観光地」
鈴木大拙館
金沢へ来て、21世紀美術館へ来てここに来たことが無いの?まじで? いや絶対にここは外さないでください。21世紀美術館から歩いてすぐですから。

武家屋敷跡
金沢の中心部、香林坊から歩いてすぐです。情緒ある屋敷跡が立ち並んでいる一帯です。こちらは冬になると壁を守るための保護シートのようなモノ「こも」が掛けられます。こちらもまた情緒ある風景の一つです。

インスタポイント「金沢グルメ」
むらはたのいちごパフェ
金沢へ何度も来ているのにむらはたのイチゴパフェを食べたことが無いの?うそでしょ? このインパクトでもうなにもいうことはありません。

[post_in_the_content kanazawa-parfait2]
いたる本店
金沢へ来てここへ行かないの?金沢の究極の居酒屋といえばもうこちらのいたる本店です。毎日開店前から行列となっていてなかなか入るのが難しいお店となってしまいましたが、おすすめです。

[post_in_the_content itaru]
やっほー「志な野」
金沢へ来たのにやっほーを知らないの?まじで? のれんだけですが、なぜ暖簾だけなのか、このお店に突入するとその謎が分かり、そして、この暖簾をアップしたくなるのです。それがこのやっほーの魔力です。

とっくりや
こんなすごい特盛りのお刺身を出してくれるのは金沢の飲食店の中でもこの「とっくりや」だけでしょう。一年分のお刺身を食べることになります。もうたべられないよ〜もう半年はお刺身いらないよー。そんな気持ちになるけれどもまた来たくなります。不思議な魅力のお店です。

[post_in_the_content tokkuriya]
ひよこ
金沢は海鮮物だけではないのです。ステーキもすごいのです。そう言わんばかりの金沢の伝説のステーキや。それがこの「ひよこ」です。もうなにも語ることは無いくらいのインスタがそのパワーを与えます。

[post_in_the_content hiyoko]
さいごに
さて、いかがだったでしょうか? 「地元民が教える金沢のフォトジェニックポイント!インスタグラムで金沢をかっこよく切り抜いてくれ!!」 初心者は必ず金沢でやってしまいます。
2. 金箔ソフトクリーム
3. 近江町市場で魚を撮影
4. 21世紀美術館でプールで撮影(上から、下から問わず)
気持ちはよく分かります。え〜〜と言う声などかまわず、上記は本マガジン的には全くおすすめいたしません!!! 金箔ソフトクリーム食べるくらいなら金沢市内の銭湯で風呂に入れ。そのくらいの勢いです。ちなみに二度目の金沢はどう過ごしたらいいのか。そういう疑問に対しても本マガジンは本格的に回答を出しています。
[post_in_the_content 2nd-kanazawa]
金沢とはややこしくよく分からない。あ〜めんどくさい。そのくらいがちょうどいいのです。めんどくさいからこそ気になる。もっと知ろうとする。ポジティブにもその面白さが金沢の体をなしているのだと思っています。東京のように、京都のようにどこにでもある都会ではなにもおもしろくない。どこにでもあるような田舎でもおもしろくない。どこにも無い、よく分からない、面倒くさい。そう思われるような町であるのが金沢だと思います。
だからこそ、王道の観光をしない。それが本当の金沢へ観光の観光のスタイルです。
※ 今回はインスタグラムでインスタ映えしそうな金沢観光マップです。ご利用いただけると本望です。