金沢を熟知するための本をドバーっとご紹介!!これで明日から金沢博士になるるのではないか?

金沢を熟知するための本をドバーっとご紹介!!これで明日から金沢博士になるるのではないか?

本マガジンでも数多くの本を紹介していますが、今回はまとめてドバっと金沢を知るための本をご紹介します。今回は

AMAZONで販売しているもの限定!

または古書で無料ダウンロードできるものに限って紹介しています。。大人の事情で大変にもうしわけありません。。でもAmazonもけっこう充実しておりますのでご安心してください!

加能越文庫、金沢文化協会出版物など(古書)

戦前、戦後で金沢の歴史の捉え方もいろいろと変わります。しかし、旧藩政時代の歴史を知るには戦前に発刊された古書はとにかく多く参照します。特に加賀藩史料、金澤古蹟志、加能郷土辞彙は必須とも言える古書です。現在ではありがたいことに購入すること無くオンラインで閲覧することが出来ます。

加賀藩史料
旧藩体制の頃の前田家の出来事が詳細に記されている史料。閲覧は検索で可能です。近世編年データベース→DB選択→検索項目→史料区分で加賀藩史料を選択。

加能郷土辞彙
加賀・能登の歴史・地理・博物・土俗等の事項に関する簡単な解説を五十音順に排列したもの。

金澤古蹟志
旧金沢区内の古蹟を集録した地誌。

昔の金沢
旧藩時代の金沢における旧例慣習を記したもの。

加能画人集成
加賀・能登における画人の一覧・画系・代表作(図版)等を集録したもの。

明治行幸史料
明治11年9,10月の天皇北陸行幸に関する記録。

石川のキリシタン
高山右近を始め石川県とキリシタンの関係性を説く一冊。

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石川県・金沢の歴史に関して

石川県、加賀藩の歴史を知るための本は多々あります。石川県の歴史に関する本は数十冊発行されていまして(何冊だったか郷土史学会 笠原愼治氏がまとめておりました) 内容も結構バラバラな所もあるようですが、ここで紹介しています「加賀能登の歴史 (1978年)」はしっかりとまとめてあるほうだと評判のある本です。越登賀三州志 (1973年)は 超訳越登賀三州志として能登印刷さんから出版されていると思います。

石川県の歴史 (県史)
石川県の歴史 (県史)

 

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高沢 裕一 東四柳 史明 橋本 哲哉 河村 好光 本康 宏史
山川出版社
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角川日本地名大辞典 17 石川県
角川書店
売り上げランキング: 787,026
 
越登賀三州志 (1973年)
越登賀三州志 (1973年)

 

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富田 景周 日置 謙
石川県図書館協会
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加賀能登の歴史 (1978年)
加賀能登の歴史 (1978年)

 

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講談社
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梅田日記ある庶民がみた幕末金沢
能登屋甚三郎 遍プロジェクト
地方・小出版流通センター
売り上げランキング: 897,958
金沢・町物語
金沢・町物語

 

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高室 信一
能登印刷出版部
売り上げランキング: 795,894
 
海を渡ったサムライたち—加賀藩海外渡航者群像
徳田 寿秋
北國新聞社出版局
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金沢めぐり とっておき話のネタ帖
北國新聞社出版局
売り上げランキング: 319,383
 

兼六園

兼六園のことを知りたいときはもうこの一冊しかありません「兼六園を読み解く―その歴史と利用 長山 直治 著」 これはまだAmazonなどでも購入できるかなぁ?と思いますが。古本でも購入することもできるかと思います。兼六園を知ろうと思ったらまずこの一冊からです。現在の兼六園の簡単な説明などであれば北国新聞出版局の兼六園で良いかと思います。

兼六園を読み解く―その歴史と利用
長山 直治
桂書房
売り上げランキング: 1,367,118
兼六園全史 (1976年)
兼六園全史 (1976年)

 

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兼六園観光協会
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兼六園
兼六園

 

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北國新聞社出版局
売り上げランキング: 251,987
 

哲学

金沢という街は日本の哲学の故郷といっても過言ではない。鈴木大拙、西田幾多郎はこの金沢で出会い、哲学を深めていく原点となっている。金沢を知るには日本哲学を知ることも必要だろう。特別、西田幾多郎の「善の研究」は是非とも読んで欲しい一冊だ。その後に日本哲学の概論ということで「日本の「哲学」を読み解く」がおすすめ。

西田幾多郎 無私の思想と日本人 (新潮新書)
佐伯啓思
新潮社
売り上げランキング: 21,241
善の研究 (岩波文庫)
善の研究 (岩波文庫)

 

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西田 幾多郎
岩波書店
売り上げランキング: 58,437
 
日本の「哲学」を読み解く―「無」の時代を生きぬくために (ちくま新書)
田中 久文
筑摩書房
売り上げランキング: 279,135
日本美を哲学する あはれ・幽玄・さび・いき
田中久文
青土社
売り上げランキング: 366,630
 

森田平次のご子孫「鈴木雅子」の著書

森田平次とは誰なの? 金沢の歴史を知る上で知らないといけない最も重要な人物の一人です。旧藩政時代〜明治期に前田家の御前講などをたまわり、前田家の歴史を変遷した第一人者でもあります。明治期に金澤古蹟志を変遷し、今なお利用されている。この森田平次の金澤古蹟志に関しては本マガジンでも大々的に記事を設けておりますので是非参照していただきたいと思います。

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この森田平次のご子孫であります鈴木雅子氏の著書がまたすばらしい。森田平次の先祖が書き残した咄髄筆を現代版として出版している。是非とも手にしてほしい一冊です。また、森田家の話もよく書かれているので森田平次のこともこの本で知ることができる。

金沢の昔話と暮し、ならわし  『冬夜物語』の世界
鈴木雅子
港の人 (2014-12-22)
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金沢のふしぎな話―「咄随筆」の世界
鈴木 雅子
港の人
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金沢のふしぎな話II 「続咄随筆」の世界
鈴木雅子
港の人
売り上げランキング: 1,254,068
 

金沢前市長「山出保」著書

金沢市の前市長であります山出保(やまでたもつ)氏の著書がまた金沢の奥深さを表現していてどの本も素晴らしいです。文化と経済をどのように結びつけるかがビジネスでは今最も難しい課題となっていますが、行政としてどのように文化をまちづくりに利用したかの実践の数々を語ってくれている。

金沢を歩く (岩波新書)
金沢を歩く (岩波新書)

 

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山出 保
岩波書店
売り上げランキング: 51,960
金沢の気骨—文化でまちづくり
山出 保
北國新聞社出版局
売り上げランキング: 120,243
 
金沢らしさとは何か ―まちの個性を磨くためのトークセッション
山出保+金沢まち・ひと会議
北國新聞社出版局
売り上げランキング: 34,378
 

金沢のグルメ本

金沢といったらグルメですよね。金沢のグルメのナビゲーターと言ったら「あすかりん」ということで何冊かご紹介いたします。お店を紹介というよりも、グルメとは何か、すしとは何かという文化や歴史から入ってみてはどうかというのが今回紹介する本のコンセプトです。

本マガジンでも北陸グルメをご紹介していますので是非参考にしてください。

あすかりんのおいしい金沢
あすかりんのおいしい金沢

 

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雅珠香
北國新聞社出版局
売り上げランキング: 561,028
あすかりんの 新おいしい金沢100店
雅珠香
北國新聞社出版局
売り上げランキング: 102,933
 
加賀百万石の味文化 (集英社新書)
陶 智子
集英社
売り上げランキング: 879,524
すしの本 (岩波現代文庫)
すしの本 (岩波現代文庫)

 

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篠田 統
岩波書店
売り上げランキング: 445,529
 

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金沢・北陸の古い写真集

金沢・北陸の古い写真のいくつか紹介しておきます。Amazonではなかなか売ってなくてなぁ〜。古書などでは結構たくさん販売されています。

20世紀の照像―石川写真百年・追想の図譜 改編版
能登印刷出版部
売り上げランキング: 1,625,169
金沢の五〇〇年―写真図説 (1982年)
田中 喜男
国書刊行会
売り上げランキング: 2,194,119
 

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さいごに

いかがだったでしょうか?「金沢を熟知するための本をドバーっとご紹介!!これで明日から金沢博士になるるのではないか?」

明らかに偏っているとは思いますが笑 Amazonでは販売されていないものや古書じゃないと手に入らないものなどいろいろと制約もありますが、より金沢・北陸のことを深く知ることができれば本望です。

今後も様々な本を追加していこうと思っていますのでご期待ください。また、こんな本もあるよ!という情報がありましたら下記より是非ご連絡ください。すべてにお応えできないとは思いますが、まず一読したいと思います! どうぞよろしくお願いします。

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