金沢市民絶対知らない!加賀市大聖寺の竹割り祭り!まじで流血する大迫力の祭り!毎年必ず2月10日開催!とりあえず行け!
みなさんこんにちは。
雪がぜんぜんふらない暖冬だと言われながらも、気がつけば観測史上初の沖縄での初冠雪。。1月になっても降らないってシラを切って車のタイヤを変えていなかったのですが、ようやく雪が降ったとともに車のタイヤをスタッドレスタイヤに変えました。早めにタイヤを変えないとやはり雪の降るところでは怖いので皆さんも注意ですm(_ _)m
加賀市大聖寺で行われる「竹割り祭り」
さて、今回は石川県の加賀市で行われる祭事「竹割り祭り」をご紹介したいと思います。お神輿などは多々あるのですが金沢市内では古くから伝わる神事的なお祭りが非常に少なく、大きなお祭りが金沢百万石まつりとなかなか現代祭しかないのも実際です。
能登の方のお祭りは夏になると毎週末のようにお祭りがあるので夏 = 能登というイメージですが、加賀地方にも代々伝わる神事的なお祭りがいくつかあります。その代表となるお祭りが菅生石部(すごおいそべ) 神社で行われる御願神事(ごんがんしんじ) 通称「竹割り祭り」です。
意外と金沢の方もこの神事のことを知らない方多くいると思いますが加賀ではかなり一般的なようで初めて参加した時は結構びっくりしたのでした。
なんという迫力。。。
と、これではよくわからないと思うのでm(_ _)m まずはお祭りの流れを。
2)竹を割る(迫力満点で流血の事態)
3)長縄(長さ20m重さ約180kg)を神社内を引きずり回す
4)長縄を大聖寺川へ放り投げる
5)何故かテレビのインタビュー
という流れのお祭りです。ざっくりですいません!!
まぁ間違いなく言えるのは加賀市では有名だが
なぜだ!?!私も知りませんでした!
そもそもこの竹割り祭りはなんでやってんの?
菅生石部(すごおいそべ) 神社の公式のサイトを引用すると
と言ってるだけあって勇壮なお祭りとなっております。そして重要なのはこの竹割り祭りは必ず
平日でも開催!!これこそ神事です!というわけで全力で事前にどんなお祭りなのかご紹介します。
AM 10:00 菅生石部神社到着
↑ 早くつきすぎた。。AM10:00 めっちゃ静か。。お祭りあるんかな。。
石川県の加賀市大聖寺にある菅生石部神社です。読み方がややこしく菅生石部(すごおいそべ)神社、通称石部(いそべ)神社です。到着したのはAM10:00 ちょっと早かったのですが意外と駐車場はいっぱいでした。近くの小学校が駐車場になっています。近所まで行くと駐車場の案内があります。
↑ 2015年はものすごい雪の中での開催となりました。
↑人が少しずつ増えてきました。それでも少ないなぁ。。
↑ 神社の周辺では神事で使う竹でしょうか。野ざらしにに沢山竹が!!!
↑ 松明の準備に白装束?を着た方々が登場してきました。少しずつ雰囲気ができてきました。
↑ あれよあれよという間に松明の準備が。だんだんお祭りらしくなってきました!
↑ この狭い境内で松明付けて大丈夫なんかなぁ〜と思っていたのだけれども。あの宇出津のあばれ祭の松明を考えたら大したことないよなww冬だしと心のなかでつぶやきながら。
↑ 沢山の竹が出てきました。これをバッシバッシ割ります。
準備万端。
↑ どこかのテレビ局かなぁ?取材が入っていました。気をつけるんだぞ!竹割る所すごい危険だからな!!
↑ 竹割りが結構危険で警察官もかなりの数がおりました。
AM 10:45 宮司やお偉い方の神事
↑ 宮司の方がやって来ました。神事が始まりました。なんだか趣があります。
↑ 加賀市長さん登場。陸さんだ。
AM 11:15 竹割り開始・松明に点火
さーて始まりますよ!!ここからが「竹割り祭り」です!
この竹割りの時に割っている参加者の中に竹でけがをすることも多いみたいで流血の事態になるようです。本当に気をつけて竹をばしこーん割ってください。
↑ いい具合に松明に火がついてきた!テンションも上がってきました。
↓ GoProつけたおにーさんも!ばしこーん!!
↓ お客さんとの距離がめっちゃ近くてめっちゃ危険!!これまじ危険です!お客さん危険!
ほんとにお客さん気をつけて。。
毎年この「竹割り祭り」では写真コンテストをやってることもあってカメラマンが大丈夫かなー!!と思うくらい近づいておりますが気をつけてくださいよー!!
AM 11:30 長縄引き釣りまわし・大聖寺川に長縄
一段落したところで、神社から長縄がやって来ました!この長縄の長さ20m重さ約180kgもあります。
神社の周りをぐるぐると何周も周ります。
3周位かなぁ。何周くらい回るのでしょうか。
何周かまわったところで
神社の外へ長縄を持って行き
↑ 川から上がって何故かテレビインタビュー笑 なんかいい感じでした笑
↓ 割った竹の一部はお持ち帰りができるみたいでした。
さいごに
いかがだったでしょうか?「金沢市民絶対知らない!加賀市大聖寺の竹割り祭り!まじで流血する大迫力の祭り!毎年必ず2月10日開催!とりあえず行け!」
冗談抜きで金沢市民はこの竹割り祭りを聞いたことがないのではないかと思います。私も初めて行ってびっくりしました。こんな文化的なお祭りがあったんだ。。能登のお祭りは体験することが多いのですが、なかなか加賀のお祭りを体験することはない。しかも、夏のお祭りではなく冬のお祭りに参加することは本当に少ない。能登の「あえのこと」など地味で優しさ強いお祭りが多い中、流血するくらいの激しいお祭りが行われているなんてちょっとびっくりでした。坂網猟もそうですが、加賀地方では能登の優しさとは違い勇壮さが全面的に出ていることや祭りが多いように思う。この竹割り祭りも尚武の道(武道・武勇)を忘れぬための行事という由来となっている。
今、観光という観点では地方では何かを体験するということがとても重要となっている。その場へ行かないと体験できない、味わえない。この竹割り祭りもそうだが、様々な神事を通してその場所の魅力を体験するためにより多くの魅力を発見・体験させていくことがこれから大切になっていくだろう。