みなさんこんにちは。
気がつけば今年もあと2ヶ月。11月に突入しました。夏というものは暑いときは暑い暑いと文句を言いながらも、海で遊んだり、お祭りを見たりと楽しいことも非常に多く、暑いだけではないなぁといつも思います。そして、不思議なのは夏の終わりが近づくと楽しかったな〜となぜか哀愁漂うムードになるのが不思議でたまりません。夏というのはまったく摩訶不思議です。
そして、やって来たのは味覚の秋。
北陸では9月に底引き網が解禁、9月に日本酒ではひやおろし、10月からは牡蠣が能登で、10月は新米が、10月下旬から新そばが、11月にはカニ漁の解禁、12月には氷見で寒ブリが。
味覚のラッシュほかなりません。
さて、そんな秋を迎えようとしているここ北陸ですが、秋はどこへ遊びに行こうか? 美味しいものを食べるのはもちろんですが紅葉を見に行こう! そんなときに是非参考にしていただければと思い昨年に取材した秋の記事を公開します。一年越しの記事です。備えています!
今回のルートは
↓ (車で30分)
1.白山比咩神社
↓ (車で5分)
2.獅子吼高原
↓ (車で20分)
3.とりごえ蕎麦 相滝 (お昼に新そば粉の蕎麦)
↓ (車で15分)
4.五十谷の大杉
↓ (車で45分)
5.白山ホワイトロード(白山スーパー林道)
2016年11月10日まで通行可
↓ (車で60分)
6.白川郷
↓ (高速道路で40分)
金沢へ
というルートでお届けします。
カーナビ設定用です。
2.獅子吼高原 〒920-2113 石川県白山市八幡町リ110 TEL:076-273-8449
3.とりごえ蕎麦 相滝 石川県白山市相滝ハ32 TEL:076-254-2737 (11:30~16:00 定休日 火曜)
4.五十谷の大杉 〒920-2357 石川県白山市五十谷町イ144
5.白山ホワイトロード(旧名は白山スーパー林道です。)
6.白川郷 〒501-5627 岐阜県大野郡白川村荻町2495−3
そして、今回もこの秋をともに満喫してもらうのは本マガジンではおなじみとなりました、いしかわ観光特使であります「ゆりりん」です。
その他「ゆりりん」記事はこちらより。
1.白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)
金沢から車で20分。全国にたくさんある白山神社の総本社であるこちら白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)です。加賀一の宮として地元では「しらやまさん」の愛称で呼ばれています。室町時代前くらいにはこの神社から少し降りた場所「加賀一の宮駅」近くにあったのですが、火事で焼失し、今の場所に鎮座しています。
今回の紅葉ツアーがより皆様に伝わるようにとお参りしてきました。
電話:076-272-0680
まず、神社の作法!! この際しっかりと学んでおきましょう!と、こんなマニアックなWebマガジンを見ている方にはなんとも釈迦に説法なことを申し上げるかもわかりませんが、YouTubeがかなり充実していて結構面白かったのでこちらで一度見ておきましょう。
【神社の前で一礼】
写真では一礼していませんが大丈夫! しました!! また、実はしらやまさんでは表参道はこちらではないのですが、駐車場の都合でこちらから神社へ向かいます。
【手水】
右手でひしゃくを持ち、一回だけ水をすくい、左手を洗い、ひしゃくを左手に持ち替え、右手を洗い、ひしゃくを右手に持ち替え、左手でひしゃくの水をすくい口をゆすぐ、残りの水でひしゃくを洗います。
参道を通り境内へ
参道は隅っこを歩くように。一礼して境内へ。
もちろん絵馬も沢山あります。知ってます?最近は絵馬にも個人情報保護の仕組みが導入されはじめているようです!笑
前にもつぶやきましたが、神社の絵馬がSNSにさらされてかわいそうなので「神のみぞシール」を是非全国の神社におすすめしたいです。作ってくれるシール会社さん探しております。 pic.twitter.com/iyMtpwIX3R
— 坊主 (@bozu_108) 2016年9月28日
絵馬にシールが!! これでは神様も願いを読めないのではないかと思うこともあったりと笑
白山比咩神社ではまだ個人情報シールは導入されていないようです。(されないほうがいいと思っている編集部です。)
御朱印ゲット
神社巡りの楽しみの一つともなっています御朱印集め。もちろんこの白山比咩神社でも御朱印集めができます! 御朱印についてはこちら。
こんな感じ!!!
2.獅子吼高原(ししくこうげん)
白山比咩神社から車で5分。目と鼻の先にあるのがこの「獅子吼高原 ししくこうげん」です!
この獅子吼という名前は泰澄が白山開山に向かう途中に4つの場所で宿泊したことにちなんでいるとか。4つの宿 = 四宿や止宿 = ししゅくから来たという説もあるようです。その後、仏教の経典に出て来る「獅子吼」の文字から「ししく」と呼ぶようになったと言われているようです。今のスキーができたりという獅子吼高原は大正末期の鶴来スキー場から始まっているようです。かなり歴史のある場所の一つなんだなと改めて知りました。
この獅子吼高原はやっぱりゴンドラで手取川扇状地を眺めないと面白くありません!というわけで獅子吼高原のゴンドラに。
獅子吼高原のゴンドラ
↑ なんでこんな顔なのかわかりません。
↑往復チケットを購入して早速ゴンドラへ。
↓ 少しずつ手取川扇状地が見えてきました。
あれっ。。と、ここで気づいたのですが。。
と言っているうちにゴンドラは到着。
↓ ご存じの方も多いと思いますが、この獅子吼高原ではパラグライダー体験もできます!
↓ パラグライダー体験のお値段は 10,000円〜 です。ただし天候にものすごい影響を受けるようなので注意が必要です!
獅子吼高原パラグライダースクール(石川県)で飛ぼう!JHF公認スクールのサイトはこちら
遠い目。楽しそう。パラグライダー。
いつか挑戦してみたいと思います。
スカイ獅子吼をフラフラ散歩
このゴンドラで登った山の上「スカイ獅子吼」は意外といろいろ遊べるところがあるようなのでフラフラ散歩してきました。
謎の遊具
おそらくシロクマの遊具。
高原カート
ゴルフのあのカート、高原カートで山の上の方をドライブ。
ソリもあるようです
高原カート、ソリがレンタルできるみたいでした。他にも色々と遊べるような感じですが!時間の都合上端折ります!m(_ _)mm(_ _)m
またまたゴンドラで下山して次の目的地へ向かいます。
まだ紅葉していないですよねー」
3.とりごえ蕎麦 相滝
そろそろお腹が空いてきた頃だなぁということでお昼ごはんはお蕎麦にします。この白山へ向かう間にある村、旧鳥越村はお蕎麦で有名なのです。11月には新そばまつりが開催されます。これはもう紅葉とともに楽しむ他にありません。
今回訪れたのは「相滝(あいたき)」 さんです。
石川県白山市相滝ハ32 TEL:076-254-2737 (11:30~16:00 定休日 火曜)
獅子吼高原から車で20分ほどです。本当に大丈夫?すごい山の中なんだけど。。というところにあります。
↑ めっちゃ木々いっぱい。
↑民家じゃない?民家じゃない?って感じで中に入っていきます。
↑ やっぱり民家じゃない?
↑ やっぱり民家じゃない?やっぱり民家じゃない?
↑ 「入り口」を見つける。
↑ この大雪が降る鳥越周辺らしいお家の作りのお店でした。雰囲気良し!
↑ とりごえ蕎麦御膳を注文。
↑ 待ち時間に色々とボードゲームが。意外とハマるんです。あっという間に時間が過ぎ
↑ あっという間に御膳がやってきました!
↑ 帰りにプリンのおみやげを買って次に向かいます!
4.五十谷の大杉
次はマニアックスポットの一つ「五十谷の大杉」へ向かいます。こちらも相滝さんから車で20分ほど。山の中をさらに進んでいきます。こちらはナビに情報を入れてしっかりと前を向いて進んでください!!!!!
この五十谷の大杉は石川県の説明によると
大日川の支流、堂川の上流にある大杉です。800年ごろ、諸国行脚の弘法大師がこの地を訪れた時、持っていた杖が根づいたものだという伝説や、定住を求めて来た人たちが住みつき、大杉を神木として保護してきたなどの説があります。樹齢およそ1200年といわれ、四方に太い幹を伸ばす姿に圧倒されます。県指定天然記念物です。
というわけで見てきました。
↓ とても入り口がわかりにくいですが鳥居があります!
↓ 細部に至るまでなにか神が宿っていそうな雰囲気です。
↓ 樹齢1200年。すごく大きい杉。
↓ 1200年の前にゆりりんが立つとその大きさがわかります。(そのポーズ!ナイス!)
5.白山ホワイトロード(旧白山スーパー林道)
そしていよいよ紅葉の本場である白山ホワイトロードへ向かいます。
そうなのです。
みんなが愛していたスーパーな林道であった白山スーパー林道の名前は北陸新幹線の開通にあわせるかのように白山ホワイトロードに改名されました。
スーパー林道の次なんだから
白山ミラクル林道
このくらいの思い切った名前が良かったなと思っています。能登有料道路も未だに言い間違えるくらいに浸透しているので思い切って能登無料道路 にするくらいの思いっきりが欲しかったと思います。
インパクトには勝てない。
というわけで白山ホワイトロードの紅葉を楽しみに向かいます。
獅子吼高原の紅葉はちょっと早かったのですが白山ホワイトロードの紅葉はいいタイミングでした!
デカイ文字も不要!!
美しい!!!
あっという間に紅葉ドライブは終えて岐阜側のホワイトロードの出口に到着です。
白山ホワイトロードから車で20分ほどで白川郷に到着します。本当にあっという間だね。
ちなみに
書いたあとに気づきました。。そうだった、結構早く閉じるんだった。。m(_ _)mm(_ _)mm(_ _)m
6.白川郷
いよいよこの紅葉ツアーの最終目的地である世界遺産 白川郷。結構夜遅くなってしまう可能性があるので時間だけはしっかりと見ておいてください。
営業時間は8:00〜17:00
これをすぎると入れないので注意です!! また、白川郷の駐車場はめっちゃ混雑するのですが、ちょっと遅めに行くと意外とすんなり入れるのです。
そして、忘れてはいけないのは夕暮れです。秋になると結構夕暮れが早くなります(そりゃそうだ)。 17:00すぎるともう随分暗くなってきますので注意です!
白川郷の駐車場についたらすべて違うメーカの車種で素敵な車の並びに遭遇!!
紅葉とは全く関係がありません笑 m(_ _)mm(_ _)mm(_ _)m
ふらふらと白川郷の合掌造りの方向へ足を進めます。
↑ 見えますか? 駐車場からは橋を渡って白川郷の合掌造りへと向かいます。
橋から見ると結構紅葉が進んでいますね。合掌造りと紅葉を味わえるなんて最高ですね。
この橋は結構揺れます(。>﹏
橋を渡って少し歩くと、そこはもうタイムスリップしたかのような合掌造りの里、白川郷です。
茅葺屋根がタイムスリップした感じを生み出していますね。お寺がすごく大きくてすごいー!日本昔なばしのようです!
ここで白川郷はいったいいつ開かれたのかについてちょっと書いておきます。この白川郷がいったいいつから始まったのか、私の調べによるとよくわかりませんでした。最も古い記録は奈良時代の馬狩村の出身者と思われる名前があるというのが最も古い記録とされています。やはり詳しいことはわかりません。歴史に登場するのは鎌倉初期の建長5年(1253年) 親鸞聖人の弟子 嘉念坊善俊(かねんぼう ぜんしゅん)が庄川沿いに浄土真宗を布教することで登場するようです。
江戸時代の中期になると養蚕業が盛んになり、養蚕のためのスペースを設けるために民家が大型化し、この合掌造りの民家が誕生したとのことです。大雪に耐えるためにあの作りなのかと思っていましたが、それだけではないようです。養蚕との関係は非常に深いようです。白川郷を訪れたときにはこの養蚕についても注目してみてください。
↓ こちらは白川郷のなかにある「明善寺(みょうぜんじ)」
この明善寺についてですが、歴史に登場する白川郷は鎌倉初期に親鸞聖人の弟子である嘉念坊善俊(かねんぼう ぜんしゅん)と関係があるのかとちょっとだけ触れましたが、この明善寺が関係あるのかなと思って調べてみました。明善寺の紹介文から抜粋すると
浄土真宗大谷派(本山は京都の東本願寺)。1744年に創建。山号は松原山。 白川郷は親鸞聖人の弟子嘉念坊かねんぼう善俊ぜんしゅんが最初に念仏を広めた地であるが、荻町には照蓮寺末の本覚寺があった。しかし1680年本覚寺は照蓮寺下を離れ西本願寺末に転じた。それで照蓮寺は、本尊・名号を旧本覚寺門信徒に授与し、預かった内ヶ戸村の者が荻町に移転した。1736年に本堂着手にかかり、1744年に完成し、明善寺の寺号が与えられた。
とあるのですが、何度読み返してもいまいちわからずでした。しっかりと調べて見る必要がありそうです。というまとめですいません。
↑ 白川郷の中にはソフトクリームやお団子が販売れています。ソフトクリームをいただきました。
白川郷内にあるかかしと戯れる。
白川郷の中は観光地観光地しているのかなぁと思っていましたが、不思議と生活感がところどころに垣間見れます。
↓ 白川郷を高いところから眺めることができる場所へ向かいます。この坂を登ります。
↓ 山が光を遮って幻想的な景色になっている。
↓ もう少しですー!ちょっと開けてきた。
だいぶ景色が良くなってきた。
↓ 白川郷が一望できる。すてきです。
↓ 今回の紅葉の旅のゴールということで記念撮影。
さいごに
今回の旅をまとめておきます。
↓ (車で30分)
1.白山比咩神社
↓ (車で5分)
2.獅子吼高原
↓ (車で20分)
3.とりごえ蕎麦 相滝 (お昼に新そば粉の蕎麦)
↓ (車で15分)
4.五十谷の大杉
↓ (車で45分)
5.白山ホワイトロード(白山スーパー林道)
2016年11月10日まで通行可
↓ (車で60分)
6.白川郷
↓ (高速道路で40分)
金沢へ
というルートでお届けいたしました。
ちなみに
書いたあとに気づきました!! m(_ _)mm(_ _)m
というわけでいかがだったでしょうか?「北陸の秋だ紅葉だ!どこ行く?ゆりりんと行く白山・白川郷へGo!金沢から日帰りで秋を満喫!!」 一日で結構色々なところへ行けるなぁという感じです。
紅葉の季節になったらこの記事を思い出してください。