北陸新幹線開業2日目!金沢を本気で散歩!実際に10km歩いて金沢の様子を確かめてみました!北陸新幹線が本当に春を連れてやってきたのか?
北陸新幹線が開通した2015年3月14日(土) 朝から特別番組が編成され、これほどまでに金沢という場所が日本全国で注目されることはもしかしたら今世紀最後かもしれない。そう思うくらいにメディアは大きく盛り上げ日本全国に金沢のことを報じてくれたような気がしています。ありがたや。ありがたや。当日の金沢駅の盛り上がりはこちらより。
その歴史的な2015年3月14日(土)の次の日。金沢を新幹線効果でどのくらい盛り上がっているのか、本当に観光客は来ているのか。本当に混み合っているのか。実際のところ金沢の街を見ないとわからないということで自分の足で散歩して見に行くことにしました。
金沢の天気は晴れ&曇り
最高気温14.6度(平均11.1度)
北陸新幹線開業2日目の金沢はなんともぽかぽかの一日になりました。実際に新幹線が開通していなくともこういうぽかぽかの一日は人出が多いのが通常です。その金沢を実際に10kmという距離を散歩して金沢を見てきました。
そう。歩き終わってから気づいたのですが
「散歩」とは言わない「ハイキング」である
ということをWikipediaで知りました。。
散歩は、娯楽として、あるいは健康増進に歩く行為全般を指す言葉である。より明確な目的意識を持って歩く行為には、ハイキングといった行楽の様式があり、さらには登山もその一環である。その一方で健康増進のための歩行としてはウォーキングがある。これらに対して散歩は気軽に住居の周辺地域を歩くことを言う。
従いまして、この先の文章は「散歩」ではなく「ハイキング」で統一させていただきます。すいませんm(_ _)m
ハイキングで利用した万歩計など
iPhoneアプリであるMovesで金沢の街を歩き測定+ロギングしました。10km歩いた証拠!!
MovesアプリのDownloadや説明はこちらより ぜひご利用してみてください。
今回のルートです!ハイキングはかなりの距離です。10kmあります。かなりの地元感でハイキングしております。真似する意味は余りございませんww ただ、本気を出せばこのくらいで金沢の街を回れますという参考程度にw 「鬼散歩」です。
- 12:00-12:15 金沢駅
- 12:15-12:30 金沢駅から近江町市場へ
- 12:30-13:00 近江町市場
- 13:00-13:20 近江町市場から尾山神社へ
- 13:20-13:40 尾山神社
- 13:20-13:40 尾山神社から武家屋敷へ
- 13:40-13:55 武家屋敷
- 13:55-14:15 武家屋敷から片町・香林坊経由して21世紀美術館
- 14:15-14:30 金沢21世紀美術館
- 14:30-14:35 金沢21世紀美術館から兼六園へ
- 14:35-14:50 兼六園
- 14:50-15:00 金沢城公園
- 15:00-15:15 金沢城址からひがし茶屋街
- 15:15-15:30 ひがし茶屋
- 15:30-15:40 主計町
- 15:40-16:00 主計町から金沢駅
詳細ルート Google Map
実際に歩いたルートほぼ同じです。測定距離は8kmでしたが万歩計は10kmを記していました。
午後12:30 金沢駅
2015年3月14日の余韻も冷め切らない金沢駅の様子です。しかしながら人が多い。いつもの金沢駅ではない。やはり何かが違う。そういう雰囲気の金沢駅です。
それにしても都会っぽくなったなというのが金沢駅の感想です。金沢駅から歩いて10分圏内に30年近く住んでてこの駅の変遷を見てきた自分としてはにわかに信じがたい。夢のようです。
2015年3月14日に日本中を騒がせた場所となったのがこちら金沢駅の北陸新幹線改札口。開通2日目でもまだ余韻が。
↑改札を超え金沢駅の東口。地元ではこちらのことを金沢駅東口というのですが、新幹線開業後からはなぜか兼六園口と追記されるようになっております。その反対は従来までは金沢駅西口だったのですが表記は金沢港口が追加されておりました。
↑やはり東口は人が多い。開業2日目とはいえやはりまだ熱いままです。北陸新幹線開業のイベントも多く行われているようです。
↑バスのりばです。
7番のりば = ひがし茶屋行き
のバスとして決定したみたいです。従来まではひがし茶屋までのバスがややこしかったのですが、新幹線開業に伴いわかりやすく改変したようです。おそらく。
金沢周遊バスでの金沢観光の記事も本マガジンでは準備しています。バスで金沢観光の方は是非ご覧ください。[ 金沢周遊バスで周る金沢観光マニュアル!地元人が作りました!金沢観光アイドル「ゆりりん」とバスで金沢を紹介します! ]
↑鼓門(つつみもん)が見えてきました。金沢駅といえばこの鼓門(つつみもん)というくらい有名になったのではないでしょうか。この木の門。金沢市民には完成当初から不評でした。そもそも、金沢では「不評金沢ルール」というのがあります。まず不評ルールが適用されますw しかたがないのです。ただ、外部の人からのお褒めの言葉を受けると急に眼の色が変わって「不評金沢ルール」は突如として終了しますw 金沢のご当地ゆるキャラ「ひゃくまんさん」も同じ運命にあります笑
↑ 金沢駅のもてなしドーム、このガラスと鉄のフレームで出来たドームなのですがサッと傘を差し出すようなドームなんですって。テレビの報道で知りましたわ。いい話だな!しかしながら生活の一部となるとこのもてなしドームは冬になるとドームの隙間から雪が入ってきて意外と寒いのです。あとは除雪も意外と大変だそうで。苦労話が結構ありそうです。これもまたもてなしの心なのかもわかりません。
↑ そしてもう皆さんご存知の鼓門(つつみもん)こちらはもう説明がいらないと思っております。
金沢駅から近江町市場へ
金沢駅から近江町市場へ歩ける!冬でなければ結構ラクラク歩けます。ハイキングだと気合を入れていなくてもゆるゆる歩いていけますのでご心配なく。
↑ 鼓門を背にして近江町市場へ向けて歩いていきます。金沢駅の混み具合からしたら思いの外みなさんバスなどで金沢駅から近江町へ行くようで歩いている方は意外と少なかったのです。雨や雪でなければ是非金沢の風を切って歩いてみてはどうでしょうか。
↑ 左の奥の方に見えるのが金沢のお寺であります東別院です。歴史の話を始めるとまぁ500年以上の歴史があるお寺でして金沢では最も古いの分類に入ります。意外と地元でも忘れている方も多いようですが、この東別院は昭和37年7月24日に全焼しています。この昭和37年に消失した建物は明治9年に消失し昭和2年に再建されたばかりのものだったのだ。
↑ 見えてきました。この高い箱のような建物。これが地元では「エムザ」と言われる建物です。元々は名鉄丸越(めいてつまるこし)、スカイホテルなどと呼ばれていました。今でもこの呼び方は通用するはずです。このエムザを超えると近江町市場です。
ほら、金沢駅からあっという間でしょう?
↑ この大きな交差点が通称「武蔵の交差点」です。この交差点をエムザの道沿いに歩くと近江町市場に到着します。結構人がまばら。北陸新幹線の開通関係なしに、やはり金沢駅から近江町市場まで皆さん歩かないんですね。
↑ 都会の象徴、スターバックス武蔵の前の信号を渡れば近江町市場です。エムザ周辺は新幹線の影響はあまりないの?普通の日曜日の人出だったような気がします。エムザは観光地よりも生活。なんだかそういう位置づけではないかと私は思います。
↑ 近江町市場へ向かいましょう。
近江町市場へ
↑ 北陸新幹線の開業後初めて来た近江町市場。人で溢れて原宿の竹下通り位になってるんじゃないのか!!と心配していましたが結構普通の日曜日の近江町市場で安心しました。
↑ 近江町市場での人気店の一つ「刺身屋」結構順番並んでいました。そもそも、近江町市場では食べるところが少ないのです。そもそもの話。そして。近江町市場では地元人はほとんどご飯を食べない。これ結構ほんとです。エムザの地下でごはんを食べるか、近所のうどん屋「加登長」で食べるかくらいじゃないでしょうか?地元の人、特に近江町周辺の人に激しくせまって伺ってみたい!
↑ 北陸新幹線開業が2015年3月14日の土曜日、そして次の日=日曜日ということで漁港・市場はお休みということもあってでしょうか?近江町市場の魚が結構売り切れが多いのではないかという状態でした。新幹線効果?!!多少あるのではないでしょうか?
↑ やはり人が多いような気がする。新幹線効果?ん??原宿の竹下通り程ではないから大丈夫だよね。
↑ すべての海鮮物が観光客を待っているようにみえるのは新幹線の影響かもしれません。。いや、私だけです。。
↑ 本メディアでも何度もお世話になっております「酒の大沢」さんに伺いました。新幹線効果はどうでしょう?酒の大沢のCEOが答えてくれました。
↑ 「お客さんはやはり増えてるよ!」いや、いいことじゃないですか。でもこれからが本当の勝負ですよね。頑張っていきましょう。なんだか気合が入りましたよ。お忙しいところありがとうございました。
酒の大沢さんは本マガジンでも取り上げさせていただきました。[ 金沢観光へ来たら必ず飲んで欲しい石川の地酒!金沢の老舗酒屋がおすすめするマジな石川県の地酒8銘柄 ]
↑「酒の大沢」さんの 店内にも多くのお客さんがいらっしゃいました。
↑ 酒の大沢さんの横にあるこの特設テント。知ってる人は知っている。カニ解禁などのイベントの時に無料で鍋が振る舞われたりする場所なんですよ。忘れないで下さい。この風景。カニの解禁は11月7日です。過去の記事を参考にどうぞ。[ カニ!金沢グルメの王様「加能ガニ」11月上旬はカニ解禁で金沢近江町市場の活気が最高潮!行くしか無いだろ! ]
↑ 近江町市場の海鮮丼で有名な「ひら井」さん。す、すごい列だー!!!!
地元人はほんとにボリューミーな近江町市場の「海鮮丼」食べないんですよ。なんででしょ?観光客用の食べ物という認識がどこかにあります。しかしながら、以前本メディアでも海鮮丼を取り上げてはおります。
「ゆりりん」が金沢のレンタサイクルで旅するという内容の時に一度海鮮丼は登場しています。是非参考にどうぞ。[ 金沢観光の完全保存マニュアル!「まちのり」で金沢の街を一日で完全制覇する観光マニュアル!金沢の観光アイドル「ゆりりん」と本気で金沢を紹介! ] 気になる方は是非。
地元の方是非!近江町市場の海鮮丼についてご意見いただけると嬉しいです。このコメントは近江町市場の海鮮丼専用です。
近江町市場から尾山神社へ
近江町市場の次は尾山神社(おやまじんじゃ)へ向かいます。この尾山神社。歴史は明治初期からととても浅いのですが、前田利家とまつが祀られているということで新しい観光地となっています。
地元人らしく裏道を歩いています。。
↑ 近江町市場から尾山神社へのみちのり。人が本当に少ないなぁ。裏道だからだろ。。という声が聞こえてきそうですが。。すいませんm(_ _)m
とは言えですよ、みんなあるかないんですね。そりゃハイキングする人なんていないですよ。そんな声が聞こえてきました。とは言っても近江町市場から尾山神社まで歩けます!!
と、裏道を通ったのには訳があります。高山右近が以前住んでいた場所を通るのです。
↑ そう、こちらが「高山右近」が寛永の金沢の大火のあとに引っ越しした場所です。近江町市場と尾山神社の間にあります。この場所に関しては森田平次(柿園)の金沢古蹟志にかかれております。後の登場しますが、もともとは21世紀美術館の上に高山右近は住んでいました。金沢にとって本当に重要人物である「高山右近」の特集をしたいとは思っています。あまりに偉大すぎてまとめるのに時間がかかっております。
尾山神社
あっという間に尾山神社に到着です。近江町市場からすぐですよ。すぐ。
↑ 尾山神社の神門です。明治に出来た建物で比較的に新しいということもあって特に観光ガイドブックでは全然掲載されておりません。面白いものです。以前に観光ガイドブック選手権というものを厚かましくやらさせていただきましたが、この時に尾山神社が出てこなくて驚きました。観光がいどっブック選手権はこちらよりどうぞ![ 金沢観光ガイド雑誌選手権!モデルルート編!金沢観光はどのように観光すればよいかを市販の観光ガイドブックから考えました! ]
↑ 金沢の初詣と言ったらこの尾山神社が一番人気です。正月になると初詣客であふれる尾山神社です。石浦神社という選択もあります。うちは石浦派でした。七五三も石浦さんでした。ちなみに石浦神社は金沢で最も古い神社と言われています。
尾山神社ですが新幹線効果はないのかな。ガイドブックに出てないから?普段の日曜日の風景で心が落ち着きました笑 通常営業で良かったです。
尾山神社は以前にも「まちのり」企画で登場しています。詳細を知りたい方はこちらもどうぞ。金沢観光の完全保存マニュアル!「まちのり」で金沢の街を一日で完全制覇する観光マニュアル!金沢の観光アイドル「ゆりりん」と本気で金沢を紹介!
尾山神社から武家屋敷
さて、次は尾山神社から武家屋敷まで歩きます。この距離はバスでも一区間なのでハイキングというよりも散歩で行けると思ってはいますが。。
この尾山神社から武家屋敷の間で見かけました「まちのり」を利用している人!!意外とたくさんいました。やっぱ使われているんだな!
↑ ここにも!まちのり。
↑ ここにも!まちのりの人!
本マガジンでも「ゆりりん」と行く「まちのり」の記事を公開しています。詳細はこちらより [ 金沢観光の完全保存マニュアル!「まちのり」で金沢の街を一日で完全制覇する観光マニュアル!金沢の観光アイドル「ゆりりん」と本気で金沢を紹介! ]
↑ それにしても尾山神社〜武家屋敷の間は本当にどこかわからないくらい発展しましたね。
↑ ニューヨークの一角かと思ってしまうホテルトラスティ。金沢の中心部、香林坊・片町にあります。思った以上にリーズナブルで良いホテルだと思います。一度だけおじゃましたことがあります。
↑ 石川県人であればほぼ100%知っているというデパート。大和(だいわ)です。この大和の紙袋がステータスという時代もあったようです。いや、今でもおばーちゃんたちはこぞって大和の紙袋がナウいという話も聞きます。東京の伊勢丹のバックのようなものでしょうか。
↑ 香林坊・片町から金沢駅へ向かうバスはやはり混んでました。新幹線効果?いや、良いお天気なので皆さん外出なのではないかと思っています。
↑ 武家屋敷へ行くには大和を過ぎて東急ホテルの手前を右折します。
このあたりの道案内は以前にも金沢周遊バスの記事でしました。詳細はこちらよりどうぞ! [ 金沢周遊バスで周る金沢観光マニュアル!地元人が作りました!金沢観光アイドル「ゆりりん」とバスで金沢を紹介します! ]
↑ 東急ホテルを過ぎて
↑ 北側不動産を左折!すぐに武家屋敷の雰囲気になります。
武家屋敷跡
先の北側不動産を右折するとすぐに武家屋敷跡の雰囲気になります。あれ?観光客意外と少ないのではないかな?
↑ 人がいない!北陸新幹線開業2日目でもあまりお客さん増えていないのかな?あれれ。
↑ 武家屋敷跡の土壁。この壁。。確か以前に「ゆりりん」がストレッチしていたところです。
↑ 武家屋敷の野村家周辺へ行くとやはり新幹線効果でしょうか?結構人が増えてきました。
↑ おおーー!いいですね!やっぱり人が多いかも。ぽかぽか陽気でもこの武家屋敷周辺はなかなか地元の人も入ってこないところだからやはり観光客が増えているってことかもしれない。
↑ 野村家。こちらは以前にも本マガジンでも入場・撮影したところですね。
野村家の内容も充実している記事はこちらです。金沢周遊バスの記事です。
武家屋敷から片町・香林坊経由して21世紀美術館
↑ 香林坊の裏通りは至って普通の金沢のぽかぽか風景。なんだか金沢の裏道は落ち着くな。この写真に写っている道路は綺麗に舗装完了してました。
↑ 金沢では何故か有名なグリルオーツカ。私は一度しか行ったことがありません。。私は小さいころからあまり行くこともなく、馴染みがないからかと思います。金沢市民感覚的にはやはり有名と認めてもいい感じなのでしょうか?
↑ すごい列が。。こんに並ぶんですか。。これも新幹線効果でしょうか。地元の人が食べるお店がだんだんなくなっていくのではないかと心配になります。郊外に食べるお店を探すしかないのかな。。
↑ テレビにでて有名になってしまった菊一さん。金沢人は口をそろえてテレビで報じられている金沢おでんは金沢おでんではないと否定します。私もそう思います。テレビで報じられているものは作られた金沢のおでんですね。菊一さんではカニ面といっておでんの中に香箱蟹を入れたものが出されます。しかし、香箱蟹は季節モノですので十分に注意して食べに行ってください。また、この香箱蟹を足、一本一本頑張ってお店の人が剥いているのです!そりゃそうか。。
↑ 片町で一番のオーダーシャツの専門店!金港堂さんです。色々と新幹線開業の効果など聞いてきました。
「俺のご飯が食べられる店がなくなっていって悲しい。」
ああ。全く同感です。私もこのマガジンで紹介してしまったからでしょうか。多くのお店で全然予約が取れない。なんだか嬉しいやら悲しいやら。これもある意味のマイナス効果ですよ。
↑ 今年はスーツをしててもらおうと思っています。金港堂さん待っててね。よろしくお願いします。
↑ こちらはアトリオ。先ほど通りすぎた大和とくっついています笑 なんで2つの建物がひとつやねん。いや、2つやねん。色々と突っ込みたいところ多いのもこの大和の面白いところ。地元人の意見を伺いたいところです。
↑ 金沢カレーの元祖でもありますターバンカレーがこの片町にあります。お腹が空いているときはぜひこちらで。
↑ ほんといい匂いです。。入ってしまいそうです。。
↑ 世界で二番目においしいメロンパン。意外と金沢のひと知ってたりします。ちょっとまて!一番はどこやねんということがとにかく気になってしまって。。メロンパンにアイスが入っていたような気がしています。
↑ 北陸新幹線効果!というわけではなくだいたいいつもこんな感じで混んでいます。さらにあたたかい一日ですからね。
↑ 金沢市役所を通過すれば21世紀美術館はすぐそこです。金沢市役所と21世紀美術館はほぼ隣接!
金沢21世紀美術館
↑ 金沢の人気観光地の一つとなりました。金沢21世紀美術館。日本で一番集客力のある美術館ということもかつては言われました。今もかな?そして、不思議なのはこの21世紀美術館は「不評金沢ルール」が適用されなかったのです。不評金沢ルールというのはなにか新しいものを始めると必ず金沢では不評というルールです。
しかし、東京や海外から評価を受けると急に眼の色が変わり持ち上げられ、不評ルール終了となります。ほぼ例外に適用されるこのルールは21世紀美術館は何故か適用されなかった。
何故かという話をしたいわけですが、文化芸術に関するものは批評をしない。なにかそういうルールを感じている私です。
↑ さすがに!混んでます!! 新幹線効果でしょう!これは! こんなに21世紀美術館で並んでいるのはオープン以来かもしれません。
↑ 金沢駅についたらバスに乗って、タクシーに乗って、自転車に乗って21世紀美術館へ兼六園へ直接行くという方が多いからでしょうか。なんとなく人の流れを感じました。
↑ あれ?!!見覚えがあるよ。この人。あれー!
そうだ、相撲の時に後ろでセンス振ってる人だよ!!団長だよ。きっと北陸新幹線に乗っていらっしゃったんでしょう。ようこそ金沢へ。ありがとうございます。
↑ 21世紀美術館といえばこのスイミングプール。本メディアでもちょくちょく登場しています。
本マガジンでもゆりりんのバス企画でも21美へきてますー!詳細はこちらよりどうぞ! [ 金沢周遊バスで周る金沢観光マニュアル!地元人が作りました!金沢観光アイドル「ゆりりん」とバスで金沢を紹介します! ]
21世紀美術館から兼六園へ
↑ 石浦神社という金沢で一番古いといわれる神社の前を通ります。あの高山右近はこの21世紀美術館の上辺りに住んでいました。その時、この石浦神社はこの場所になかったのでこの景色を見ていたというわけではないと思います。私の七五三や厄祓いはこちらでした。
↑ 兼六園に入場はたくさんの入口があるのですが、21世紀美術館からはこの写真の場所から入ると一番近いのです。こちらが真弓坂口。
兼六園
↑ 真弓坂から兼六園へ入園します。
↑ 入場料が必要です。310円(消費税8%時) お花見の時など無料のこともあります。
↑ 入場料を払って入園です。ここでいただけるパンフレットは新幹線に合わせてバージョンアップした?という話を聞きましたがどんな感じになったのでしょうか。昨年は兼六園に10回も20回も入ったので兼六園パンフレットがうちにはたくさんあります。もちろん入園料払っています!!
↑ 地元人となるともう兼六園のどこに何があるか把握していて笑 足が速い速い!てくてく行きます!!
↑ こちらは日本最古の噴水。本マガジンでも何度も登場しております。ゆりりんが邪魔するで有名です笑
何度も邪魔されて兼六園の噴水が見れないというのはこういう感じです。。この記事は
金沢周遊バスで周る金沢観光マニュアル!地元人が作りました!金沢観光アイドル「ゆりりん」とバスで金沢を紹介します!
金沢観光の完全保存マニュアル!「まちのり」で金沢の街を一日で完全制覇する観光マニュアル!金沢の観光アイドル「ゆりりん」と本気で金沢を紹介!
↑ 今日は思う存分見れます。いいですね。サイフォン式の噴水。現在はポンプだそうです。。
↑ 兼六園の琴柱灯篭。思った以上に空いていました。もっと混んでいるのかと思っていたのです。原宿の竹下通りくらい混んでいてもう歩けない。。ってくらいになっているのかと思いましたが。。大丈夫でした。
↑ 兼六園の名物?の記念撮影。
↑ 新幹線が来ても兼六園は兼六園。何も変わらず。時間だけがただ流れている。素晴らしい。
↑ 新幹線で来たお客さんよりも台湾中国のお客さんのほうが多いのかもしれません。中国語がいたるところで飛び込んできます。
↑ 兼六園で私が一番好きな風景です。霞ヶ池を一望する場所です。兼六園はやはり湖園というだけあります。この風景をぜひ探してみてください。
↑ やはりそこまで混んではいないですね。新幹線効果ではなくぽかぽか陽気だから人が多いのかもしれないね。お花見の時の兼六園はまじ原宿の竹下通りになりますよ。あれはほんとうに人が多い。
↑ 兼六園に接続している金沢城公園の方へ向かいます。
金沢城公園
↑ 金沢城公園。金沢と行ったらこの風景という風景です。この橋、石川橋のかかっている下は百間堀といってかつてはお水がはられていました。
百間堀の風景を時代を追って味わうという記事も本メディアでは公開しています。是非観光の参考にしていただければ幸いです [ 兼六園と金沢城公園をつなぐ「百間堀・石川橋」の風景を追う地味な歴史探訪!しかし!知ってて損はない!観光がちょっと楽しくなるだろ! ]
↑ おやー結婚式ですか!前撮りではなさそう。こういう結婚式の撮影にもこの場所は最適ですね。いいですねー。
↑ それでは入城します!
↑ このだだっ広い風景は多くの古地図などから、かなり昔からこの風景のようです。写真で現存している明治の風景も同じような風景でした。
このボードウィンコレクションなどの話を本メディアでも取り上げています [ 2015年1月15日まで金沢城公園の橋爪一の門で「しめ飾り」取り付け!こんな地味な記事はWebマガジン向けではないだろ! ]
※ 「金沢城」 ボードウィンコレクション NO.6645 長崎大学附属図書館蔵 明治初期
金沢城址からひがし茶屋街
金沢城址からひがし茶屋まで歩きます。みなさんバスでしょと言っていましが!歩きましょう!散歩ではなくハイキングです。
↑ 金沢城址の白鳥路、尾張町方面からひがし茶屋街へ抜けます。
↑ 北陸新幹線が来たからと裏道までは混雑しない。普通の風景でした。安心しました。
↑ 徐々にひがし茶屋に近づいてきましたが、ひ、人が少ない。あれ?
↑ ひがし茶屋ちかくのバス停。さすがに人がたくさんいました。金沢駅へ行くにはどうしたらよいですか?いろいろな声が飛び交っていました。
20分から30分です!!
↑ はやりひがし茶屋は混んでいるのではないか。人気観光地だからなーと原宿の竹下通りを想像しながらひがし茶屋へ向かいました。
ひがし茶屋街
↑ ひがし茶屋の入り口。この広くなっているところを金沢では広見(ひろみ)と読んでいます。とある研究論文がありまして金沢市内にはこの広見は33箇所あると指摘されています。大通り型、細長型、Y字型、T字型、延び十字型、すれ十字型に分類されるという研究でした。この広見はなぜあるか。色々と説がありますが武家の防衛上という結論が一般的だと思います。この広見だけの特集も一度時間があるときに行ってみたいと思っています。
↑ このひがし茶屋の風景は金沢を代表する風景の一つです。見たことは一度はあるのではないかと思います。
↑ ふらふら歩いているとやはりちょっと人が多い気がします。新幹線効果かな?
↑ 若い方も結構たくさんいましたよ。
ひがし茶屋の歴史をとにかくどこよりも詳しくまとめてあります。ひがし茶屋をもっと詳しく知りたい方は是非参考にしてみてください [ ひがし茶屋街 金沢観光では必ず訪れて欲しい風情残る場所「ひがし茶屋街」の歴史 ]
↑ 東山の奥のほう「山の尾」の方まで来るとさすがに人は少ない。原宿の竹下通りの一本奥に入った神社、東郷神社も同じようにひっそりとしているのと同じでしょう。
↑ たくさんの方が金沢を見に来てくれて嬉しいです。やっぱり新幹線効果だ。なんだかそんな気がします。
↑ もう一度来たい。そう思ってくれるように私達頑張らないといけないんですね。なんだか観光の皆さんを見ながらそう思いました。
主計町(かずえまち)
東山からすぐのところにあるのが主計町、これでかずえまちと読みます。是非立ち寄って欲しい場所の一つです。
↑ この細い路地がなんともまた情緒があります。東山よりも生活感が溢れています。
↑ こういう人が一人しか通れない通りもこの主計町の特徴です。
主計町から金沢駅まで
さて、主計町から金沢駅まで歩きます。もう一度言います
意外と歩けますよ笑 今回はハイキング企画ですが私は個人的には歩きますしいけるはずです!!!
↑ 彦三(ひこそ)周辺から近江町の方へ抜けます。
↑ 近江町市場、武蔵ヶ辻に戻ってきました。ぐるっと一周した感じです。
↑ 気がついたら金沢駅に到着です!鼓門はやっぱり写真撮影のスポットですよね。やはり金沢駅まで来ると人の量が格段に増えます。皆さん各種観光地へバラけるから金沢駅が一番人があつまるところなのでしょう。これはまさに新幹線の効果ですね。
↑ スタートの景色に戻ってきました。このもてなしドームの空間。いいですね。
さいごに
いかがだったでしょうか。北陸新幹線開業2日目の金沢の街の中。思った以上にあたたかい一日で、観光客のみなさんだけではなく、あたたかいから、新幹線が来たからといって地元の方々も金沢の観光地に足を運んでいたのではないかとおもいます。まさに金沢の街が私達の金沢ではなく「みんなの金沢」になったのだなと実感しました。
実際にこの「みんなの金沢」なったんだ。。と実感するのは今まで食べに行っていた飲食店です。美味しいお魚屋さん。美味しいおでんやさん。みんなの金沢になって実際に地元の私達がなかなか入れない。そういう状態が続いていくのかもしれない。
嬉しいような悲しいようななんだか不思議な気もします。ただ、この「みんなの金沢」を私は人が少ない多い関係なくずっと続いていってほしい。単純にそう思っています。一過性のお祭りにしてはいけない。
とても個人的な意見ですが、富山・福井も間違いなくこの北陸新幹線の影響を受けており、同じように観光客も増え始めていると思います。石川県というところはコンテンツが本当に多く、歴史もあります。だから一度金沢という場所がもう嫌味なくらいに目立っていいと思っています。金沢のコンテンツ力で先陣を切って観光を盛り上げる。その結果として、富山・福井がともに利益を享受するのが一番良いのだと思っています。そのためにまず金沢が本気で攻めていかなければ共倒れになる。そのためにも厚かましいくらいに金沢のコンテンツ力を使ってしっかりと売りだしていかなければならない。
北陸全体のために。未来の為に。
あわせてよみたい
北陸新幹線の開業前日からのドキュメントです。
↓ 北陸新幹線開業日 2015年3月14日
北陸新幹線で金沢が?えっ?全然うかれてないですよ?北陸新幹線開業前日2015年3月13日の金沢駅の様子をご確認ください。
↓ 北陸新幹線開業前日 2015年3月13日
北陸新幹線開業!金沢駅のドキュメント2015年3月14日!歴史的な始発かがやき500号の出発を見守ってきました
↓ 北陸新幹線開業前 東京-高崎をE7で北陸新幹線疑似体験
北陸新幹線「完全フライング」レビュー!金沢市民が東京から高崎までの区間 北陸新幹線を疑似体験してきました。