金沢カレーの決定版「ゴーゴーカレー」を全力で取材しました！なんと！工場の内部から社長の想いまで知ったらゴーゴーカレーがさらに美味しくなった！！社長・工場長ありがとうございました！

北陸新幹線が開通し観光客で賑わうはずのホクリクですが、この北陸、特に金沢で有名なものの一つに金沢カレーがあるのではないでしょうか？

都内でもあのドロッとしたカレーにとんかつが乗ったあのカレーを口にした人は多いのではないかと思います。最近では今回取材させていただきましたゴーゴーカレーさん以外にも多くの金沢カレーのチェーン店が東京進出を始めており金沢カレーが徐々に浸透していったなぁという気がしている金沢の地元人です。(この金沢カレーのチェーン店などのまとめを本マガジンでは特集していますので参考にどうぞ。)

さて、今回は北陸新幹線の開業とともに多くのいらっしゃる観光客の皆さんがきっと食べてみたいだろう 「本場金沢での金沢カレー」 を総力的に取材してやろうと思っていたら縁あってゴーゴーカレーさん取材することが出来ましたー。

地元が好きすぎてこういう記事を作っているわけです。ご理解くださいm(_ _)m

今回はなんと！ゴーゴーカレーの生みの親の宮森社長とカレー工場の工場長、そして工場と見させてもらえる所くまなく見せてもらいました。ありがたや。ありがたや。

というわけで金沢カレーの一つゴーゴーカレーをくまなく紹介させていただきます。

金沢市民全員知ってると信じたい「ルネスかなざわ」

いきなりゴーゴーカレーから脱線しちゃいます。すいません。

金沢市民、いや、石川県人ならほとんどの人が知っています。むしろ知らないのは若い人だけでは？

「アクアリゾート ルネスかなざわ」は残念ながら2008年に既に閉園してしまいました。

この「ルネスかなざわ」(通常ルネス)はいわゆるスーパー銭湯のバブル版でプールはもちろん、ローマ風の風呂、凝った作りの露天風呂、飲食スペース、宴会場、宿泊スペース、簡易ホテル、カラオケ、サウナ、大型ゲームセンター、ボーリング場、映画館(現在も運営中)。動物園もあったかも？と思うくらい大型で超バブル感あふれる場所だったなと思います。正直、よくお世話になりました。

しかも、このルネスかなざわは金沢駅から歩いて行ける場所(地元人は歩かない)にあったのです。こんな大きな施設がよくもあったなぁと今になって思います。石川県の友だちがいたら是非聞いてみてください。「ルネスかなざわ知っとる？」ほぼ知ってると思います笑

相当脱線してしまいました。す、すいません。

ゴーゴーカレールネスかなざわ店 (食べログパパだスさんより引用)

このルネスかなざわがご健在だった頃にルネスかなざわに隣接したのがところにオープンしたのが「ゴーゴーカレールネスかなざわ店」 あくまでゴーゴーカレーの一支店としてオープンしました。

2008年にルネスかなざわが閉鎖してしまいましたが、その後もこのゴーゴーカレー「ルネスかなざわ」はルネスの閉園にもかかわらず名前を変えず「ゴーゴーカレー ルネスかなざわ前店」として2015年の現在も営業しております。ルネスの名前そのまま使っている地元愛あふれる店名なのです。 異論は認めます。

ここからが重要なのです。

脱線の前置きがあったのには訳があります。ご存知でしたか？ 実はこの

そう！ルネスかなざわを語らずとしてゴーゴーカレーを語れないです。

ゴーゴーカレールネスかなざわ店のポテンシャル

心の準備はよろしいですか。驚かないでください。

ルネス店をメインとし、ゴーゴーカレーの工場は国内にはたった2箇所。すべて石川県内。 この2箇所以外にはわずかニューヨークにカレー工場1箇所。

要するに国内のゴーゴーカレーのすべてが石川県産であるという事実。素晴らしいパチパチパチ。

ゴーゴーカレーの店舗一覧

ブラジル サンパウロ リベルダーデ店55 ← なんと石川県からブラジルへゴーゴーカレーのルーを輸出しているらしいです。

なんてこったい。正直言いまして近所にあるからってゴーゴーカレーのルネスかなざわ店をなめてましたorz。潰れたルネスの名前をそのまま使ってるなんてなんかウッけるってなめてましたorz

新宿で食べるゴーゴーカレーも、秋葉原で食べるゴーゴーカレーもすべてこのゴーゴーカレールネスかなざわ店で製造 されたといっても過言ではありません！

ゴーゴーカレールネスかなざわ店こそゴーゴーカレーの聖地じゃないですか！

ゴーゴーカレールネスかなざわ店 (食べログパパだスさんより引用)

そして、驚くべきはこの生産量。

世界で最も人口の多いと言われる東京都民で1,340万人。石川県民はわずが116万人程度。550万食ということだから東京都民の半分の方の胃を満たす数字になりますね。

何度も繰り返しますが、重要なのは、カレーのすべてを石川県の工場、特別ルネスかなざわ店のメイン工場で製造している ということです。これはもう工場にはいってみるしかない。そう思わざるを得ません。

ゴーゴーカレーのルー製造の拠点、「ルネスかなざわ店」のカレー工場潜入

と、この「ゴーゴーカレールネス店」の工場を特別に取材させていただきました。今回取材にご協力いただいたのは、厚かましくもこんな小さなWebマガジンにお付き合いいただきましたゴーゴーカレーの社長であります宮森社長、そして工場長であります「えいこ」さんです。ありがとうございました。

では工場潜入！

↓ 入り口は厳重なセキュリティ体制です！ ゴーゴーカレーの聖地ですからね。

↓ とにかく食品を扱うので清潔に不純物が入らないように細心の注意を払っています。驚くべき気の使いよう。ほんとにしっかりと管理されていました。

↓工場の中へ。ルネスかなざわ店へ行かれた方ならお分かりかと思いますが、カウンター席から工場の一部分は見えるのです(カウンター席から見える窓は右手上部)。

な！鍋が並んでいる。

鍋とかくはん機、ミキサーが６つ並んでいるだけ。

あれ？あっさりしてね？こんなシンプルなん？

国内のすべてのゴーゴーカレーのルーをここで製造しているん！この工場のこの鍋で！？

注目すべき鍋はこちら↓

宮森社長が創業当時から使われている鍋とのこと。この鍋で作られたカレーこそ本物のゴーゴーカレーということでしょう。私は何度も食べているゴーゴーカレーだから一度くらいはこの鍋のルーを食べただろうなぁと思いを馳せるのでした。

↑ゴーゴーカレーの命でもあるルーの工場を任せられている工場長の「えいこ」さん。美味しいカレーをありがとうございます。みなさん！思い出してください！東京で食べるゴーゴーカレーも、石川県内で食べるゴーゴーカレーもこの工場長の思いがそこに入っています。

↑ 宮森社長と工場長「えいこ」さんとのツーショット。通常はゴーゴーカレーの店員さんがカレー作ってくれますが、裏方、工場では宮森社長、そして「えいこ」さんが美味しいゴーゴーカレーを作り支えてくれているということ。

ゴーゴーカレーを食べるとき間違いなくこの２人の笑顔を思い出すだろう。美味しいカレーをありがとうございます。さらにゴーゴーカレーが美味しくなりました。

お腹が空いてきました。

宮森社長の思い

ゴーゴーカレーの創業者であり社長であります宮森宏和社長にお話をお伺いいたしました。宮森社長長時間ありがとうございました。社長、私の的の外れてた質問すいませんm(_ _)m

宮森社長の出身地はどこでしょう？というお話を頂いた時に「金沢市磯部(いそべ)」というお話でした。このお話がとにかく「辛いカレーのように熱く、カレーとともに食べる「とんかつ」のように分厚く」印象に残りました。

金沢市磯部という場所は現在、金沢市民球場がある周辺です。そこでは世界の松井秀喜が記念すべきホームランを放った場所であったり、他方、世界の本田圭佑のかつての練習場所でもあったりした。

ニューヨークで躍進を続けるゴーゴーカレーはまさにその象徴だ。

私も実際にニューヨークでゴーゴーカレーの看板を見つけた時には正直うれしく、感動した。単に石川県民だからというのもあるかもしれないけど。ヤンキーススタジアムで松井秀喜の勇姿を私は実際に見ることができなかったが、その感動と同等のものだったのかもしれない。ヨーロッパで活躍する本田圭佑の勇姿もきっと同じ感覚なのかもしれない。

↑ ニューヨークのど真ん中。マンハッタンを歩いていると55の文字を見つけた時は感動しました。(2013年3月)

↑ 見覚えのあるゴーゴーカレーの佇まい。金沢のDNAが流れていると思ったら感動しました。

↑ 店内はしっかりとニューヨーク仕様のゴーゴーカレー。

↑ ニューヨークのゴーゴーカレーはアメリカ国内の工場にてルーを製造しているとのことです。お米は日本のお米に近いカリフォルニア米。実際に私も食べてきましたがお米は多少パサッとした感じでしたが、ルーの存在感でカリフォルニア米だということを忘れさせてくれます。

ゴーゴーカレーは単なるカレーであり、されどカレー。そこには金沢の磯部という町から世界へ羽ばたく鳥、いやエンパイアステイトビルに登るゴリラなんだなと思いました。

ゴーゴーカレー社長の小話

小売店でも販売されているこちらゴーゴーカレールー右ですが、社長が試してうまかったという変わった食べ方があるそうです笑 その食べ方は

カレーうどん。うわーやってみてーーーーーと思って実際にやってみました。

どん兵衛とゴーゴーカレールーを準備

というわけで２つを準備しました。どん兵衛はうどんかそばか悩むところですが、王道としてうどんにしました。

多少ピンボケすいません。。とりあえず２つを手にしました。

湯煎 + 100度のお湯。

こちらはちょっと長めの5分待ちます！

い、意外とうまかった！カレーうどん！ゴーゴーカレーうどん！！みなさんも是非ゴーゴーカレーのルーを手に入れた時にはお試しあれです。

金沢へ観光へ来たら。金沢駅から一番近いゴーゴーカレー

新幹線の到着駅、金沢駅の中にもゴーゴーカレーがあります。新幹線の改札から迷わなければ徒歩3分。駅の中です！店舗の名前は「ゴーゴーカレー金沢駅総本山」金沢百番街あんと という表示を探していけばあとは匂いを頼りにお店を見つけることができるはず！

どのメニューを頼めばいいの？

ゴーゴーカレーというメニューはないのです！

サイズは

・ヘルシー
・エコノミー
・ビジネス
・ファーストクラス

の４つのサイズがあります。ゴーゴーカレーのサイトに詳細が出ていましたのでまずは下調べから！

さいごに

いかがだったでしょうか？「金沢カレーの決定版「ゴーゴーカレー」を全力で取材しました！なんと！工場の内部から社長の想いまで知ったらゴーゴーカレーがさらに美味しくなった！！社長・工場長ありがとうございました！」

快く取材を受けてくださった宮森社長、そしてえいこさん。本当にありがとうございました。

ゴーゴーカレーの裏側が見えることでよりゴーゴーカレーが美味しくなるのではないでしょうか。社長の熱い思い、そして、工場を切り盛りしている方の顔。カレーを食べながらちょっと思い出すだけでまたカレーが美味しくなれば本マガジンとしても本望です。

地元民にも、ゴーゴーカレーをまだ食べたことがない人も是非この熱い石川県のカレーの事を知って欲しい。

本マガジンではその他金沢カレーについてもご紹介しています。そちらもぜひ金沢グルメの参考に。

もはや金沢はカレーの聖地！金沢市民が金沢カレーのすべてを紹介！ゴーゴー・チャンカレ・ターバン